両親が他界して、早3年が経ちました

只思うことは、私がお墓参りに行くとたまに

蝶の姿を借りてヒラヒラと会いにきてくれる

ことです

それはやはり、いつも見守っているからね

と気づかせてくれているようです


まだ両親が元気で、Googleマップのストリート

ビューが実家近くを撮影した時に、たまたま

生前の父が写っているのを義理兄がみつけて

LINEをくれ、父が写っていた写メをくれま

した

こんな偶然もあるんだと、微笑ましく感じた

ものです

それから、携帯も変わり写メも保存していな

かったので、そのままになっていました


両親が他界した後、ふいにあの写真が見たい

と思い、多忙な義理兄に探してもらいましたが

その時は、かなり遡って探してくれたのだと

思いますが、「見つからなかった」と残念がら

れました

私は、その気持ちが嬉しかったものです


3月末、私は仕事に家事、子供たちの送迎や

長女の部屋探しに奮闘していました

5月始め父の命日の次の日に、義理兄からLINEが

きて、父の写ったGoogleマップが昔を遡って

見れるようになってたよ!と送ってくれたのです

命日を1日勘違いしていた私に、父は「よかよか」

と、九州弁で、いいさ!とメッセージをくれたよ

うに感じました

久しぶりに見た父がいた姿に、暖かい気持ちに

なりました

もう、高齢になりながらも草をむしっていたのかな

市役所を定年してからは、家庭菜園も上手でした


そして、義理兄が私が昔お願いした父の写真

その事を覚えていてくれた事にも感謝の気持ち

でいっぱいでした

床屋嫌いだった父は、あの頃子供も小中学生

で、なかなか帰省できず、私がカットするのを

楽しみにしていました

前のほうは自分でバリカンで切りながら

今なら、もっと温泉旅行やカットもまめにする

時間がとれたのにな、と切なくもあります

しかし、たくさんの思い出は色褪せることなく

残っています


今度はGoogleマップの写真も保存しました

読書好きの私、昔読んだ、益田ミリさんの本から

引用

「大切な人がこの世界から失われてしまっても

「いた」ことを、私は知っている」