おかげ様で、豪雨のなか大変だったけれど

実家の移動、自宅の読経とお参りに来られ

た方達と両親の思い出を語り、私の同級生が

4年前に自宅前の川の整備をした時に母が

ジュースをくれたと、いつまでも恩を忘れずに

話してくれたり、父と通学が同じだった方も

父は電車でも勉強をされていた、と話して

いただけました

配達の人にも、お茶を出す愛情深い母と

勤勉な父を垣間見ることができて、たくさんの

方が、母は元気だったのにね、と話されて

やはり切なさや夫婦二人が、懸命に生きていた

実感がありました

足場の悪い、雨が降り続くなかたくさんの方が

来ていただけました


雨は、13日も降り止むことなく、滝のようで

裏が崖で前は川が流れる実家は立派な家だけど

ここまで降るとやはり、夜も寝れませんでした

14日の昼過ぎ、前の道が土砂を含んだ濁流に

なり、近所も鉄砲水が溢れだし、命を守る為に

兄家族と、引き揚げました


普段は、高速やバイパスを使い二時間の道も

高速バイパス通行止め、土砂崩れで途中

大幅な迂回を強いられて、大雨のなか、かなり

遠回りと、知らない道と、山の中をたくさん

通り不安のなか、4時間半かけて帰宅しました


途中、本当にたどり着けるのか不安になりなが

らもご先祖様と、両親に守ってください!と

只祈りながら、やはりきちんと守ってくれました

そして、「ありがとう」とお礼を言いました


昨日、福岡に持ち帰った精霊船は、やはり兄が

地元で精霊流しをしてあげたい、と昨日は

雨も止んだから、車で一時間(私より近い距離に

住まいをもっています)の距離を商工会の方に

頼み、海を一周しておたき上げしていただけた

そうです


本当は、送りたかったけれど、こちらの命には

変えられません、あの時は「早く帰りなさい」

と力をかしてくれたのだと、思えます


母が昔、ご先祖様は何百倍の力で家族を守って

くれるんだよ、と言っていました

だから、やはりありがとうを言いたいのです

たくさんの方の優しい気持ちで、両親の初盆も

終えることができました

自然が猛威をふるうけれど、これはこれからも

何処にいても、いつ起こるか分からなくなりま

したね


そんな時も、ご先祖様を思う優しい気持ちと

信じる心を大切にしながら、感謝の心を忘れず

に生きていきたいと思います


自宅の立地を考えたら、これからどうするか

色んな面で大変かもしれません

只、悔いを残さずに暖かい思い出は心にずっと

秘めながら頑張っていきたいと思います