梅雨入り後の昨日
東京は午前中晴れていたので、父が通院している間、母を誘ってのお出掛け
小平市にある都立薬用植物園を訪れ
二人で花から花へと園内をお散歩したのですが、、、
うっかりカメラを忘れ…ガーン
写真は携帯カメラでのものです💦
一枚目は食事中のハナムグリから(笑)
食べるのに夢中なのか?近付いても全く動じず〜でした

そんなアリウムが空に向かって真直ぐ伸びる姿がちょっと面白く
美しく全体を魅せる庭園系とはまた違い、植物園(薬用植物園は尚の事?)はこんなに長ーい茎があらわなナチュラルな姿が見れて新鮮でした♪
(庭園系だとアリウムの前には沢山のグリーンや花があって、アリウムは列の後ろにいる感じだったので)
二人で沢山お喋りしながらなお散歩
カメラに向かって笑顔を見せてくれる母を見ていたら、なんか来て良かったぁと私も笑顔♪
植物に感謝〜な時間を過ごしました♪

薬用植物園内には可愛いお花が他にもいろいろ咲いていましたよ

宿根スイートピー
日頃、花材として見ているふわふわスイートピーとは別物のこの肉厚さにびっくり

レースフラワー(別名ドクゼリモドキ)
切り花でしか見た事が無かったのですが
1m超えな草丈で、こんな風に群生して咲いている姿を見ちゃうと
レースフラワーへのイメージが変わってしまいそうなパワフルさを感じちゃいました(^~^;)

ヤマホタルブクロ
昔、子ども達に読み聞かせをした『14ひきの〜』のシリーズ絵本をつい連想しちゃうお花
これもこの植物園に咲いていると言う事は、薬効があるのですね

イングリッシュガーデンイメージが強いジキタリスも群生してました
そして驚いた事に、美しいイメージのジキタリスがここでは有毒植物として赤字記載になっていました(☉。☉)!

セイヨウナツユキソウ
ボウルのような蕾から弾けるように先綻ぶ感じが面白い♪

こちらは遠目で百合と思いきや
ユリ科のシナカンゾウと言うお花でした

これはこれから花期を迎えるカルドン
どうもアーティチョークやアザミ等のこの手の葉の形状って、見た目威嚇されてる気分になりちょっぴり苦手です💦

温室入口でお出迎えしてくれたのはサンダーソニア
たまたま先日AKI先生から聞いたばかりのこの花の別名 “ チャイニーズランタンリリー ” を思い出し、下からのアングルも撮って見ちゃった
イメージは台湾十分(シーフェン)で催されるランタン祭のランタンみたいな花姿
母と可愛いね〜と女子会話が弾んじゃいましたウインク

他にもブーゲンビリア、シクンチ、蘭のお仲間達とも出会え

実ものもありました♪

そうそう、母に5年前この温室で見たヒスイカズラを見せたかったのに、残念ながら今回は見る事は出来ませんでした
5年前にこちらの温室で撮ったヒスイカズラの花です
独特なフォルム
花の色はまさに “翡翠色”
フィリピン諸島原産の絶滅危惧植物なのだそうですよ
後で調べたら、花期は3〜5月💦
見当たらない訳ですね💦💦

今回のお散歩で一番ときめいたのはエキナセアの初めましてなサザンベルかなぁ(右下のお花です)
花色と花姿が印象的でした♪
今までエキナセアと言えば、パラドクサ(黄色)やパリダ(桃色)しか見た事が無かったもので。

そうそう今回、帽子にマスクをしたままでしたが、念願だった母とのツーショットも撮っちゃいましたよ♪(母との親子ツーショットって意外に撮って無かったんですよー) 
公開は帽子まで〜(笑)

帰り道
母がお出掛けに誘ってくれてありがとうって
幸せだわぁって
またよろしくお願いしますって


いえいえ、こちらこそ
笑顔でのひとときを一緒に過ごさせて貰えてありがとう♡

さぁて、次の父の通院日は何処にお散歩行こうかなぁ

コロナウイルス感染リスクが少なめで母が喜んでくれそうな場所
探さなきゃ〜♪

☆.:*:・°☆.:*:・°☆.:*:・°☆.:*:・°☆.:*:・°

この日は楽しい時間を過ごしつつ
辛い現実も・・・。

認知機能低下気味な母
本当なら一日でも早く診察を受け、お薬を処方していただき、少しでも進行が遅くなれば…だったのですが
医者嫌いな母を父すら説得する事が出来ず
堂々巡りの話し合いを何度した事か…(通院の話をするととても嫌がり、最後は怒って外へと出て行ってしまう事の繰り返しで…)
ところが、このコロナ禍でなのか?近くのお医者様で訪問診察を始めましたとの大きな看板を目にし、事態が好転。
事情を説明して訪問診察が叶いました(診察後、知らない人にいろいろな質問をされたり血圧を測られたり等々で、憤慨してやはりお家から出て行ってしまいましたが💦)

お薬を処方して貰い服用し始めたら、今まで朝から日に何度も家を飛び出しては帰宅するを繰り返していた母が、ぱったり出て行かなくなり、心配で母をGPSで探す日々が嘘のように無くなりました。
が、薬のせい?
長女の私をずーっと「○○ちゃん」「お姉ちゃん」と呼んで、記憶に留めおいてくれていた母
この日はその「お姉ちゃん」だけが残っていたようで、この日初めて私に「お姉ちゃん、私の事は○○ちゃんって呼んでね」と。。。
今まで私の事はきちんと忘れずにいてくれた母の中から、娘が一人消えた日を迎えてしまいました・・・。
いつか来ると覚悟はしていたけど、なんかやるせなく辛い現実

でも、母が笑ってくれればそれで幸せなのも現実

これからも笑顔で元気で長生きして欲しいなぁって思いながら、実家まで母を送り届けた二人きりのドライブ&お散歩でした


今日はあまり楽しい記事を残せなくてごめんなさい

現実に起こっている辛い出来事も備忘録にちょっぴり残しておきたくて…

いつも読んで下さりありがとうございますm(_ _)m