【日常に“保育の質”が現れる】小金井市の公立保育園のいいところってどんなところ? | 小金井市立けやき保育園 父母の会

小金井市立けやき保育園 父母の会

東京都小金井市にある認可保育園
「けやき保育園」に子どもを通わせる保護者の有志団体です。

こんにちは。今日は、過去の運営協議会で保護者委員から出た「小金井市の公立保育園のいいところ」について紹介していきたいと思います。

 

※以下の内容は第24回公立保育園運営協議会の内容をもとにまとめています。

正式な資料・会議録は市のHPに公開されています。

 

●ていねいな保育

「先生たちがすごく丁寧に子ども一人一人を見て、この子はこういう性格、この子はこういう性格っていうのを把握して、その子に合った声かけをしてくださっているなというのは感じます。」

 

●日常生活を通じた“教育”

「学校教育的な具体的なことはやってないとは思うんですが、ふだんの生活の中で、例えばお布団を敷くという作業一つにしても、表を作って上から何番目、左から何番目だよというふうに教えている。

 

あとは時計に絵を貼ったりして時間の認識に持っていく。すごく感心したのは、給食の時にフルーツなんかを最初から分けちゃうんじゃなくって、“今ここに何個あってテーブルに何人いるから一人何個だよ”っていうように当番の子どもに考えさせて配膳させていること。本当に普段の生活の中からつながっていってるのだなって思いました。

 

その時間にこれをやりなさい、って言ってできるような年齢でもないですし、日常のちょっとしたことから学習みたいなことに結局はつながっているので、私は個人的には学習っていう時間はなくても保育園としては結構子どもたちにとってよい方法をとってくれてるのかなっていうふうには感じています。」

 

●保育士と保護者の信頼関係

「保育士のことを先生って呼ばないその理由を聞いたときに、僕はすごいなと思ったんですよね。子どもと対等に関係を築いてきちっと名前で呼び合う。それが学校に行くと、何々先生って言って、“いや、何々さんって言えばいいじゃん、保育園みたいに”って言うと、“いや、ちょっと言えない”っていう。

大人がどういうふうにその子どもとの関係を築いているかっていうところがあるからこそ、そういうことができたわけで、そういうところを保育士たちがきちっと議論をして、“先生”ではなくって“何々さん”とかっていうふうに呼ぶようにしたっていうところなんかは、それだけで僕は信頼に値するなと。保育園で子どもたちは人間性を学ぶと思っているので、先ほど言ったみたいに個別、勉強っていうふうにしなくっても、ここにいくつあるからとるんだよっていうのを状況からちゃんと判断をして、生きていく力をつけるっていうことをやっている。そういうことをやっぱり僕は絶対的に信頼をしています。」
 
●保育士の経験の伝承
「何か問題起きたときとか友だち同士のトラブルが起きたときとかも、担任の先生が“叱る”っていうよりも“お話をする”っていう感じで、他のお母さんとすごくいいんだよねっていう話をしていた。
 
親だとやっぱり“何してるの!”みたいにガツンと言いがちかなって自分のことを思い出してみるとそうなんですけど、そうではなく“どういう気持ちだったのか”とか“どういう気持ちが言えなくて、そういう行動に出てしまったのか”っていうところをほぐしながらきちんと話をして、じゃあどういう風に言ったらよかったのかなっていうことも引き出しながら話をしてくださる
 
子どもの気持ちの受け止め方一つにしても、やっぱり経験がすごく大事なんじゃないかなっていう風に思うし、いろいろな研修の中でいろいろな事例について話し合っているという研修がすごく大事なんじゃないかなって思っています。」
 
●散歩の回数が多い
「私の母も保育士をやっていたので、母の経験から自分の孫の様子を見て、こういうところが違うねっていくつか聞いたことがあるんですけれども、例えば散歩の回数がすごく多いよねっていうことを言っていて、それは行事の数ともすごく関係があるような話をしていました。
 
やっぱり行事がたくさんあるとそれにすごく追われてしまって、例えば何かの練習とかそのための準備に1人の保育士が保育から抜けて準備作業をしていたり、その行事のための準備をしているっていうことに時間が割かれてしまって子どもたちと接する時間が減ってしまうとか、外に連れ出すような時間が減ってしまうとかっていうような話も聞くので、本当に細かいことなんですけれども、そういった組み重ねがやっぱり長い目で見ていくと大きな子どもの成長にもつながっていくと思います。
 
散歩のことも行事が忙しかったり、地域環境の交通量とかそういうこともあると思うんですけど、そういったこと一つとっても保育の質につながるんじゃないかなって私は思っていて、母ともそんな話をしています。」
 
●「自分で何をしたいか」が自然に身につく
「学校ではやっぱり時間で区切られることがすごく多くて、“あと何分だよ”とか“早くやろうね”というふうな声かけをしがちなんですけど、今まで先生たちのいろんな話を聞いていると、自然と何となく誰かが始めたことで他の子もそれに参加してみたり、あるいは参加しないってことも保障しながらいろんな取り組みを進めているっていうことがすごくおもしろい。
 
おもしろいって言ったら変な言い方かもしれないんですけれども、自分で何をしたいか、何をするか、するためにどうしたらいいのか、自然とそういう力がつけられるのはすごくありがたいなっていうふうに思っています。
 
家だとなかなかそうはいかなくって、言い方は悪いけど命令口調になってしまったりすることもあるけど、そうじゃなくて子どもの気持ちが動くことをちゃんと保障してあげてるっていうところもすごくいいなと思っています。」