昨日、「がん治療の最前線」に参加してきました。
講演に関して資料等の配布はなく、説明不足を承知で私の記憶と知識のみでアップいたしますので、読みづらいかもしれません。

○がん免疫治療(抗PD-1抗体)の基礎
化学療法や放射線治療は、がん細胞を直接攻撃するため、がんを小さくする効果が比較的早く現れやすいです。
がん免疫治療は、薬が直接がん細胞を攻撃するのではなく、自分自身の免疫を利用します。そのため、個人差はありますが、がんが小さくなるまで時間がかかると考えられます。
免疫とは、体外からウィルスなどが入ってきたり、正常細胞ががん化するとそれらを排除するために動きだす、体の中の様々な仕組みのことを言います。
がん免疫治療は自分自身のがんを攻撃する機能を利用した治療法です。
自分自身のがんを攻撃する機能を高める薬剤が抗PD-1抗体です。

○肺がん治療におけるがん免疫療法の位置づけ
これまでのがん治療は、手術、放射線治療、化学療法が3本柱とされていましたが、近年になって研究が進み、がん治療の4本目の柱となったのが、がん免疫療法です。

○その他
♯免疫チェックポイント阻害剤(オプジーボ、キイトルーダ等)の効果には個人差があり、数回の投与で劇的に効果が現れる人、徐々に効果がでる人、全く効果がでない人がいる。
現在、効果がでる人は約二割程である。

○今度の動向
免疫療法の効果を上げるために
免疫チェックポイント阻害剤+免疫チェックポイント阻害剤(オプジーボ+ヤーボイ等)
免疫チェックポイント阻害剤+放射線治療
免疫チェックポイント阻害剤+化学療法
などの併用で治験が行われていく。

○補足
昨日、あやこさんも講演の内容を記載していますので一読してください。
尚、私はあやこさんが記載している内容は省いています。

文章を上手く表現できなくてすみません。

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