理佐︙
面会時間を過ぎ、これから家に帰るか保乃の家に帰るか迷っていた所、保乃から電話がかかってきた
もしもし…?
うん…私も話したい事が、あるから
うん、保乃も気をつけて帰ってね
じゃあ、また家で
うん…切るね…
話たい事…か 私も、保乃にちゃんと自分の気持ちを正直に伝えないと…
やっぱり、私は由衣が好きなんだ…
由衣しか、好きになれないし…由衣のすべてを愛してるんだ…
許してもらえないかもしれない…何をされてもいいと思ってるくらい、由衣の為なら何でも我慢できる
自分の気持ちを真っ直ぐ正直に伝えよう!
理佐は、保乃の家へと足を進めた
保乃︙
保乃は、面会時間よりも早く病院を出ていた…
理佐と話をする為に、とりあえず夜も夜なので買い物に出ていた…
きっと、理佐は面会時間ギリギリまで由衣さんの所にいるだろうと思った保乃は、病院の面会時間が終わる時間までに買い物を済まし、スーパーから家に帰ろうとした所で、理佐に電話をかけた…
もしもし?理佐?
うん…今ねスーパーから帰る所で、今日話があるから、私の家に帰ってくれない?
うん…理佐も気をつけてね…
じゃあ…
理佐も話があるみたいだ…
きっと、私と考えている事は同じだと思う…
今思うと…まだほんの少しだけ…理佐の事が好きだと思う…
やっぱり、別れ話をするのは辛いなと思いながらも保乃は、ひかるの笑った顔などを思い浮かべ、やっぱり自分の守るべき存在はひぃちゃんだと確信し、きちんと別れ話をする決心を、帰宅するまでにした
ただいま〜…
誰もいない、家に帰りとりあえず料理をし、お風呂を沸かし、全ての準備を整え理佐の帰りを待った…
きっと二人で食べるのは、最後になるご飯は最初に二人で食べた鍋にした…
「ただいま〜」
理佐が帰ってきた…
おかえり〜…
理佐︙
あ…いい匂い…もしかして鍋?やった〜!
保乃︙
うん…!手洗ってきて、まずはご飯を食べよ!
理佐︙
う〜ん…美味しい(ニコッ)
確か…二人で初めて食べたご飯も鍋だったよね…
あの時もさ、こんな感じの温かくて優しい味だった
保乃…あの…「待って!」
え?…
保乃︙
ご飯はさ、美味しく楽しく食べようよ…
ご飯を食べて、お風呂に入ってサッパリして…そこまではいつもと同じように過ごさない?
それから、話をしようよ
理佐︙
分かった…ごめん…
二人は、鍋を色々な話をしながら楽しく食べた…
お風呂も、いつも一緒に入っていたので少し罪悪感を持ったが、最後だとお互い思っていたので最後だから一緒に入った…
あとは、寝るだけとなった…
保乃は、二人分のコーヒーを淹れソファに座っている理佐の前のテーブルに置いた…
二人は、まずコーヒーで舌を湿らせた…
部屋に気まずい空気が流れ、辺りが静寂に包まれた
どちらのか分からない、二人のかもしれないため息のあと…
理・保︙
「あのね!」「あのね!︙」
保乃︙
あ…理佐からどうぞ…
理佐︙
保乃からどうぞ…
保乃︙
じゃあ…保乃から先に言わせてもらうな…
私と別れて下さい…
理佐には、保乃じゃなくてやっぱり由衣さんが似合ってるよ…
あと…理佐よりも大切な存在、守るべき存在を見つけたの…
ごめんな…保乃が色々振り回して…こんな私と付き合ってくれてありがとうございました………
理佐︙
私も、同じ事を言おうとしてた…
やっぱり…私は由衣が好き…
でもね!保乃の事も大好きだったよ!
こんな、私を拾ってくれて、沢山の愛をくれてありがとう…
保乃と過ごした時間は、私にとって宝物だよ…
私こそ、こんな私と付き合ってくれてありがとうございました!
あと…これからも友達として仲良くして下さい…
これからも宜しくね!(ニコッ)
保乃︙
うん… 最後に1つだけ…ハグしてくれへん?
理佐︙
もちろん!
ギュッ
保乃︙
これからも宜しくね!(ニコッ)理佐さん!
理佐︙
「さん」付け辞めてよ〜!笑
保乃︙
だって、友達だけと先輩だから!さん付けだよ!
理佐︙
う〜ん…じゃあ…仕事の時だけさん付けで、後は呼び捨てにしてよ…!同い年だしさ!
保乃︙
分かった…理佐…笑笑
フフッ
二人は、その後お互いの好きな人についてなど沢山の話をした…
あ…寝るのどうする? ベッド一つしかないよ…
まぁ、いいか…一緒に寝る?
まぁ理佐がいいなら…
じゃあ一緒に寝よっ!
理・保乃
おやすみ〜!