独身時代の海外滞在時に出会ったオランダ人のA君。
彼は私がそれまで生きてきて出会ったミニマリストの中でも、飛び抜けていたとおもう。
別格!!
彼も滞在の為に私が住んでいた国に来ていたので、二人とも、"外国に期限付きで住む"という同じ環境だった。
A君は身長が193センチで(オランダ人は背が高い人が多い)すらっと細い。(細いというか、、細すぎ)
ブロンドヘアーで肌が透き通るように白いし、
決してカッコよくはないが(失礼!)
とにかく優しい!!レディファーストを
さりげなくこなすとこが、にくい位に上手!
レディファーストに慣れていない日本人の私は
、もしかして私の事すきなのかあ?
と、勘違いしそうになるが、100%ない。
それが、レディファースト なの。
それが、ふつー なの。
あれは小さい時から身についた技なんだろうなぁと感心していたわぁ。
、、と、話が脱線しました、失礼!
このA君、オールシーズンで私が見た服の数は
一桁。
シャツ、パンツ、ジャンバー
全てのジャンルの合計が、ですよ。汗
スーツケース2つの荷物だった私でも
十分少ないと思ったけど、A君はもっとすごかった。
夏、コットンの半袖シャツが2枚。
それを交代交代に着ていた。
ほんと!その二枚しか見たことがなかったから
本人に聞いてみた。
『ねぇ、服って何枚持ってきたの?』←私
『えーっとね、半袖シャツが2枚、短パン1枚、
長いパンツ2枚(←チノパンのこと)
セーターが一枚、ジャンバーが1枚。←指を折りながら数えていた
7枚だね!あ、下着は別だよ』←A君
『えっ?冬用のシャツは?』←私
『ないよ?だって、上にセーターかジャケット着たらいいし』←A君
『んじゃさ!泳ぐ時用の水着は?』←私
『専用のはないよ、だって短パンで泳げばいい』
←A君
ここまで話して、A君がおっしゃった。
『僕はファッションには興味ないんだ。
だから着れればいい。
他人が不愉快にならないように洗濯してるしね
。傷んだら、その時は買えばいいし、ね。
僕の国の人は服にお金かけない人が多いよ。
全ての人じゃないけどね』
『はぁ、、』←私
この話を聞いた時、多分私は鳩が豆鉄砲食らった様な顔をしていたと思う。
当時の日本はミニマリストという考えとはかけ離れていた気がする。
なので、一言でいうと、
カルチャーショック だった記憶がある。
確かに、おっしゃる通り!
あの時からミニマリストを信仰していたら、、
と、今すご〜く後悔している。
オランダ人は節約家が多いらしい。
私の身内の知り合い、オランダ人Bの話もしたいけど、また今度♪
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