暑い。暑い。暑い。

てことで、(?)

Treasure GardenのFacebookページにも貼り付けた新曲。

「月見ル坂」

なのですが。

有り難いことに反響が大きく。

どーゆー思いで作ったの?

映画のワンシーンで流れそう。

悲しすぎて涙が出てこない。

ジブリ映画で使われてそう。

などなど沢山のお声をいただきましたので、もっと詳しくこの楽曲について書いてみたいと思います。

前にもさらっと書いたのですが、舞台は岩手県にある中尊寺金色堂。

ここの入り口には「月見坂」という坂があり、そこを登って中尊寺、金色堂へ歩いていくのですが、そこは昔からある坂でして。

実際自分は岩手の生まれで途中秋田へ移ったのですが、小さい頃よく連れて行ってもらったところです。

ここへ昨年ひさびさに行ってみて。

なんかここを舞台にした楽曲を作ろうと思い、ただ切ない曲にするよりもっと重い感じで詩を書こうと思いたち、戦争で失われた恋人のことを思う、絶望や悲しみ、遣り場のない憤りを歌詞にしてみました。

はい、反戦歌です。

ただストレートに戦争はダメでしょとただ伝えては伝わりにくいので、大切な人を戦争で失ってしまった方の気持ちを思い書き上げました。
昔、患者さんで大事な恋人を戦争によって失ってしまったおばあちゃんが言っていたこともかなり参考になりました!

現在、無能な政治家のせいで戦争勃発するのでは??アメリカの言いなりに成り下がってる日本。カネに目がくらんだ政治店さんは大切な人を失った悲しみや遣り場のない怒りなど微塵も感じることはないんでしょうけれど、やはり、今だから伝えたい。

戦争によって沢山の方々が亡くなられましたが、その過ちを二度と繰り返してはならないと思います。

今の日本は平和ボケ。

国民一人一人がもっと真剣に考えて取り組んでいかないと。

何故にあんな無能な方々を国会に送ってしまったのでしょう??

カネと政治。

我々音楽を志す者はもっと歴史を勉強して正しい知識を得て色んな方々に発信していかないといけないのかもしれません。

ただ、ノリが良くて楽しい!オシャレ!!だけの軽率な音楽では。。。

色々な考えをみなさんお持ちかとは思いますが、自分はそう思うのです。

売れたから良いものってわけでもない。

と中村は思います。

すみません、話がそれましたね。

てことでまだまだピアノ、歌にも改良の余地がありありですが、今の自分らが伝えたいことを書いて表現してみた月見ル坂。

皆さんが戦争について平和について少しでも考えて下さるきっかけになることを願ってやみません。

メロディーも分かりやすいメロディーにしてみました。

歌詞も下に添付してありますのでご覧いただけると嬉しいです!

月見ル坂

作詞 作曲 中村 友一

この坂を登ればあの日
幸せだった記憶の輪廻
居るはずもないあなたの
気配探し求める

坂の下に霞む夜の静寂
葉音が奏でる闇に彷徨う

聞こえてますか?
私の声が
あなたの名前 叫び続ける
届いてますか?
私の想い 
今でもなお愛し続けていると

金色の光に宿る
光を信じていた
2人で生きて行くと決めた筈
風に攫われ

それは突然嵐のような事実
朽ちて消えたいあなたのもとへ

憶えてますか?
あの日の夜離れることはないと言った
見えてますか?
私の涙 拭けど頬を伝う悲しみの雫

流るる星に願いをかける
されども時はただ進んで
月影の刻夜陰に揺れる
あなたの姿 陽炎のように浮かぶ

聞こえてますか?
私の声が
あなたの名前 叫び続ける
届いてますか?
私の想い 
今でもなお愛し続けていると、、、