従来の「これ独演会?」を改称して、昨年からスタートした新企画の
「憧れの東西二人会」。
昨年は林家正蔵、今回は「柳家喬太郎の段」です。
客席は当然のように満パイ、補助椅子二列の大入り満員の盛況です。



番組
桂 小梅 「犬の目」
落語とはいえ奇想天外、医者と助手の無責任なやり取りに
笑いも多く、大きな舞台で臆することなく・・堂々の開口一番。
柳家 喬太郎 「小言幸兵衛」
長めのマクラの運びや構成・・会場の空気を読む推し引きが圧巻。
会場の雰囲気をガラッとかえて本題へ、
家主の口うるさい会話や描写も、楽しい喬太郎さんの運びです。
豆腐屋に続いて、借家を借りに来た仕立て屋の息子と古着屋の
お花ちゃんとの妄想をたっぷり膨らませた・・・
喬太郎ワールド全開の爆笑編でした。
桂 梅団治 「切符」
今日も早朝からカメラ持参で出かけて・・
お馴染みの撮り鉄マクラから、
酔っぱらいが、みどりの窓口でどこまで切符を買えばいいのか・・・
東海道本線の全駅名を時刻表に見立てて読み上げるくだりは
客席から何度も手のくる、鉄チャン梅団治さん本領発揮の世界です。
<中入り>
内海 英華 「女道楽」
落語の「愛宕山」「らくだ」でお馴染みの
「正調・愛宕山坂」 を えぇ坂二十五丁目の 茶屋のかか~
大津八景まで・・に続いて、
かんかんのう きうれんす~中国手品の二番まで・・唄もたっぷり、
曲引きも鮮やかです・・艶っぽい都々逸の合間に笑いもあって
粋な色変わりです。
柳家 喬太郎 「夜の慣用句」
喬太郎さん独自の観察眼で収集した爆笑のマクラから本題へ。
このネタ・・久し振りに聞きました。
特に起伏のあるストーリではないけれど、登場人物のキャラクターを
豊かな表現力で聞かせてくれました。
サゲの
「座右の銘」にかけた「左右の姪」まで、笑いだらけで終えた新作の一席。
桂 梅団治 「鴻池の犬」
弟子時代の犬にまつわる可笑しい逸話のマクラから本題へ。
冒頭の主人と丁稚のやりとりに自然味の可笑しさが・・
後半の犬同士の会話でほのぼの笑わせて、
その後の不遇なシロのいじらしさと、クロの風格との対比に
ぐっと引き込まれます。
サゲは
「汁物を貰ってきたる・・・お椀にひっかけて旦さんの前で「ワン」。
情味もあって客席を引き込む本格派の一席でした。
26,8,1より
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