母の転院先へ面談に行き来週に決まった
一番気になるのは食事が口から摂取できること。
昨日から昼だけ、お粥とお魚のとろみを食べれるようになった。
きちんと覚醒していれば大丈夫だ。
疲れてしまうと直ぐに眠ってしまう
今日は私が行った時にちょうどお風呂からから戻ってきた。
疲れているのか、目を閉じている。でも、ゆさぶって話しかけた。
「お風呂、気持ち良かった?」「あ~、気持ち良かったよ」
「ご飯食べてるってね、3食たべれるようになろうね」
「こんなにしてまで、生きてないといかんとかね・・・」
「生きとかないかん」
生と死を考える、必ず誰しも思ってしまうこと
息子もそうだった。動かない身体。何も口に出来ず、喋れない。
ノートに「死にたい」と書いた。
本でも読もうと病院の中の小さな図書館へ行くと選んだ本が
「天国への道」だった。それからは、「天国へ行きたい」と書くようになった。
息子は若いから苦しくてたまらなかったと思う。
でも、高齢者だからといって死に急ぐことはない。
生きているからこそ、まだ喜びや楽しみを味あうべきだ。
元気な時に母は言っていた。「もうすぐ、お迎えが来る」と・・・
ベッドの上で動かないようにセンサーを付けられ、両手にミトンをされて・・・
拘束される苦しさは本人しか分からないが、息子の時の辛さを目にしているから悔しい。
ミトンを付けると怒り出し、可哀想でたまらなかった。
管が取れてしまえばそんな心配もなくなるから、まずは食べれるようになること。
食べれるようになれば、きっと喜びも増えるはずだ。息子がそうだったから・・・