父と次男と三人で母の様子を見に行った
まだ、個室でマスク、手袋、エプロンが必要だ。下痢は止まったらしいが
すやすやと眠っている母、私や父の声掛けには全く反応しないのに・・・
次男が「ばぁちゃん、来たよ」って耳元で声を掛けたら、パッチリと目を開けた
やっぱり孫は可愛いもんだ
話を続けていたらどんどん覚醒していく。一番会話が続いた日だった。
父が「愛犬が待っとうぞ」とソファに座って遠くで言ってるのに・・・
母は「待っとうのはアンタやろう」って言った。笑っちゃった
「帰るね」って声かけたら、初めて「もう帰ると」と、寂しそうだった
「ひとりで寂しいね」と言うと・・・「想像しよくけんいいよ」だって・・・
何を想像しているのかなぁ 家の事も気になるだろう・・・
これからの事も・・・ いろんなことが頭の中を巡っているのだろうね。
息子もベッドの中でいっっぱい想像していたのかなって思った。
特に、声が出なかった半年間はとても辛かったと言っていた
このまま喋れないんじゃないか・・・もう言葉もでないのか・・・
声が出た時に息子は泣き崩れた。そして、聞き難い発音だったが
「おとうさん、おかあさん、ありがとう~」 私まで泣いてしまった
動ける人も想像はするけれど、動けない人との想像は辛いだろう・・・
母はまだ現実を受け入れてないだろうし、混乱している時だと思う。
ソーシャルワーカーさんと話をして転院の話を進めてもらった。
母の体調が良くなれば回復期の病院へ移れるかもしれない。
早く動けるようになって、ご飯も食べて想像よりも楽しい時間を過ごそう
息子と競争してリハビリしなくちゃね