少しずつ、現在の息子を受け入れながら前向きに生きて行こうと思ったら・・・
訪問看護師さんが息子に「これからどうしたい？」と聞いた
「生きたい
」「４０歳までは生きたい」と言ったらしい
「駄目よ、私より先に逝ってはダメ」と看護師さんが言うと・・・
「じゃあ、75歳まで生きようかなぁ～」なんてことを言う
それと、もうひとつは「歩けるようになること
」
この気持ちはブレルことなく一筋な思いだ。
「そのうち、家を出てお嫁さんを貰って子孫を残したい」と・・・
息子は今、一生懸命に生きている。現実を受け入れながら生きている。
動かない、思うようにならないその身体と付き合いながら生きて行く辛さ。
看護師さんは言う。「逆に私の方が元気を貰いますよ」と・・・
いつも、冗談を言って笑わせている
一時間の間ずっと笑っている
そんな楽しい時間をたくさん作ってあげなくてはいけない。
息子が突然怒り出すのにもそれなりの理由がある。
いつも、普通に接していれば何てこともない。ちょっとした事で敏感になり怒り出す
息子のほんわりとした笑顔を見ていると嫌なことも全部消えてしまう。
優しさ、思いやりを忘れずに生きて行こうと思う。
いずれ、息子がひとり暮らしが出来るようになったとしてもそれは嬉しい事。
そういう希望を持つこと事態がもっと頑張れる活力になるだろう
息子の生きがいを見つけ、もっともっと長生きしてもらわなければ
そして私も生きがいを見つけなきゃいけないな
今の私の生きがいは息子が自立出来るようにサポートすることだけど
まずは、歩行器でトイレへ自分で行けるようになること。
まだまだ、長い道のりだけど・・・
今、サポートしてくれている方たちと協力しながらやっていこうと思う。
そして、障害者スポーツや絵画、物作りなどいろんな事に挑戦させよう
遣り甲斐が出来るときっと生きることに楽しみが生まれるだろうなぁ
