やっと会えた 会いたかった人に・・・
定期健診の度に会いに行ってたけど時間が合わなかった。
先月、病院を退職されてもう会えないのかとガックリしてた。
私の中では一番最高の看護士さんだった。
息子を我が子のように、時には厳しく、優しく接してくれた。
知識も豊富で、信頼感があり患者、ご家族からも慕われていた。
私が辛くて廊下で泣いている時、胸の中に詰まっていた事を黙って聞いてくれた。そして、優しく包んでくれた。
でも、息子にとってはお節介のオバさんという印象でしかなかった。
その看護士さんに限らず、オバさんと男性に対しては拒否状態だった。
退職されてから、会社を設立して頑張っておられる。
勿論、医療関係のお仕事。患者様を一番大切に思ってあるから。
突然、息子に会いに来てくれた。本当に突然に・・・
息子から拒否されやしないか不安を懐きながら、来てくれた。
でも、息子は笑顔で迎え入れた。冗談も交わしていた。
一番嬉しかったのは、「今度ドライブに行こうね」と誘ってくれた事に
「ちょっとならいいよ」と受け入れていた。
私達両親が誘っても拒否して「行かん」と意地張るのに・・・
身内より他人の影響は凄いなと感動した。
車椅子への移乗も拒むことなくお願い出来た。
「歩いている姿を必ず見せてね」と言ってくれた。息子は頷いていた。
元気な姿を見せる事がお世話になった方達への恩返しだと思う。
今日、役場で相談員と話してきたが高次脳機能障害を心配してあった。
拘り=依存、注意力=集中力、抑制=我慢、これらを治さなければ、
社会復帰も難しい。歩行が困難なのも影響しているのでは?と・・・
今、両親に依存しているから少しずつ離れていかなければいけないと思う。
他人の影響は大きい。今回は考えさせられた再会だった。