先日、1週間振りに耳鼻咽喉科を受診しました。



先ずは受診結果から・・・



  受診結果


👨‍⚕『1週間の様子はどうでしたか。』と、主治医。



🐻「前回処方していただいた抗菌剤が効いたのか、まだ右側頬、上顎、こめかみには痛みがありますが少しずつ弱まっているようです。お陰様で鎮痛剤も1週間で夜に2回服用するだけで済みました。ただ、鼻をかんでも膿が出ないのは変わりません。」



🐻「先週、大学病院の耳鼻咽喉科と口腔外科を受診しました。今月下旬に右上顎の親知らずとその前の歯を抜いて上顎洞内の洗浄を行い、その後口腔外科で経過観察していただくことになりました。」



🐻「2〜3ヵ月経っても上顎洞の炎症が治まらなければ手術になると、耳鼻咽喉科の医師から説明を受けました。」



(⬆画像はお借りしました。)



大学病院から無治療で放り出されそうになったことは、あえて主治医には伝えないことにしました。



👨‍⚕『直ぐに上顎洞炎の手術とはなりませんでしたが先ずは抜歯が決まり、治療のスタートを切ることが出来たのは良かったですね。』



👨‍⚕『それでは抜歯までの薬を処方します。前回処方した抗菌剤が効いているようですが、同じ薬を服用し続けると菌に耐性が生じることがあるため、今回は以前処方していた抗生剤に戻します。抜歯後は大学病院の口腔外科で処方してもらってください。』



👨‍⚕『こちらでも経過観察して行きます。抜歯後落ち着いたら受診してください。では、お大事にしてください。』と、主治医。



抜歯後に主治医にもカバーしていただけることに安堵しつつ、治療が進んだことに対してお礼をして診察室を出ました。



今回の処方薬

 ・ 慢性副鼻腔炎の排膿促進剤

 ・ アレルギー性鼻炎治療薬

 ・ マクロライド系抗生剤(今回変更)

 ・ステロイド点鼻薬(眼圧上昇の容疑者)

 ・鎮痛剤







  受診後の雑感


大学病院から無治療で放り出されそうになったことを主治医に伝えなかっのは、



最低限抜歯だけでもしてもらえるだろうと踏んでいたのに当初それすらも断られたと主治医が知れば、主治医と大学病院との間で不協和音が生じかねず、



二転三転しながらも取りあえず抜歯だけはしていただけることとなったため、今は波風立てないほうが得策と考えたからです。



曲がりなりにも歯性上顎洞炎の手術を受けられる道筋だけは確保出来たため、先般の大学病院でのドタバタは今後頓挫しそうになるまで主治医にはナイショにしておくつもりです。



大学病院でのドタバタはこちらをご覧ください。





眼圧上昇懸念のあるステロイド点鼻薬は、およそ2週間後に切れて一旦休薬となることから眼圧については取りあえず一安心というところですが、



体幹と下肢の脱力が少しだけ強まったように感じており、やはり抗生剤・抗菌剤の影響があるのではと疑っています。



重症筋無力症(MG)に影響があるため『他に選択肢が無い場合に限り慎重投与する』とされている抗生剤・抗菌剤を3週間ほど服用し続けており、



更に抜歯後もしばらく縁が切れそうにないため、仮にそうであったとしても今はその影響が小さいことを祈るばかりです。



抗生剤・抗菌剤の変遷

 ①ペニシリン系抗生剤・・・・MG影響なし

 ②マクロライド系抗生剤・・・MG影響あり

 ③キノロン系抗菌剤・・・・・MG影響あり

 ④マクロライド系抗生剤・・・MG影響あり





話は変わって、先日血圧手帳を見返していると、歯性上顎洞炎治療薬を服用し始めてからの血圧は上下とも上がり、一定のサイクルで上がり下がりを繰り返していることに気付きました。



4〜5日ほどかけて上の血圧が120から160まで上がり、連動するかのように下も80から110まで上がったかと思うとストンと落ちて、また徐々に上ることを繰り返しています。



重症筋無力症で服用しているステロイドと免疫抑制剤は血圧を上げる(副)作用があり、服用し始めてから血圧が上下とも10ほど上がりましたが、日々の変動で上昇したとしても上は140台、下の血圧は90台に留まっていました。



ましてや一定のサイクルで上がり下がりを繰り返すなんてこともありません。



ネットなどで調べると歯性上顎洞炎で服用している抗生剤と抗菌剤は血圧を下げる(副)作用があるらしく、



あくまで想像ですが、下げる(副)作用のある抗生剤・抗菌剤と上げる(副)作用のあるステロイド・免疫抑制剤とが反応し合って振れ幅が大きくなり、



上がり下がりを繰り返すようになったのではと考えています。(根拠の無い私見です)



何れも服用を止める訳にはいかず、他に気になる症状が無いため取りあえず様子を見ることにしますが、今後経過観察中の虚血性心筋症(冠動脈3ヵ所の軽度の狭窄)に影響を与えないことを祈るばかり。



歯性上顎洞炎で処方されている薬が緑内障と重症筋無力症に加え、虚血性心筋症にも影響を与え兼ねないとなると歯性上顎洞炎の治療は急いだ方が良いのかもしれません。



が、一度大学病院で画策して頓挫しているためその考えは一旦封印しておくことにします。



複数の疾病を抱え、それぞれ異なる病院で治療を受けているため、つくづく全ての疾患が1ヵ所の病院で治療を受けていれば調整も楽なのにと、今回ほど思ったことはありません。



今後の事を真剣に考えれば考えるほど調整役不在から不安に駆られ、私自身も無力感に苛まれるため、あまり肩ひじを張らずに「なるようになるさ」とお気軽に構えて乗り切って行きたいと考えています。



病院通いにも、医師間の調整にも少々疲れて来たというのが本音ですが・・・



では、皆様もどうぞご自愛ください。