先日、耳鼻咽喉科を受診しました。



いつもと趣向を変えて先ずは受診結果から・・・



  受診結果


👨‍⚕『1週間の様子はどうでしたか。』と、医師。



🐻「膿を出すため鼻をかめと先生はおっしゃいましたが、何度かんでも膿はほとんど出ませんでした。仰向けの姿勢で頭を少し高くすると後鼻漏が少しずつ流れるため、焦れったいですがそれで対処していました。」



🐻「就寝中に後鼻漏として流れ出るのか朝になると少し楽になります。仕事中は横になっている訳にもいかず、お昼頃には膿が溜まって痛み出します。夕方あたりから痛みが増すため鎮痛剤を服用して凌いでいました。毎日その繰り返しでした。」



どれどれとホースに繋がった金属製の吸引管⬇を鼻の中の奥に入れてグリグリしだす医師。



(⬆画像はお借りしました。)


鼻の粘膜が炎症しており、吸引管が粘膜に当たる度に痛みが走り、時間にして30秒ほどの処置に涙目になりながら耐えていると、



👨‍⚕『本当だ、取れませんね。あまり出なくても、少しでも膿を出すよう鼻はかむようにしてください。』と、更にこれでもかとグリグリするものの膿は全く吸引出来ず残念そうにのたまう医師。





しばしの拷問が終わり、鼻の中の痛みの余韻に浸りながら医師に先日眼科を受診した際に眼圧が上がっていたことと、ステロイド点鼻薬使用前後の眼圧を報告すると、



ステロイド点鼻薬使用の眼圧


使用2月前(アプラ)        : 左13 右13

使用4日前(ノンコン)    : 左11 右11

使用4日後(アプラ)        : 左15 右16



👨‍⚕『閉塞隅角緑内障ですか。』と、医師。



🐻「問診票に書いた通り開放隅角緑内障です。緑内障主治医の話では、今回の眼圧上昇はステロイド点鼻薬の影響なのか今は判断出来ないそうです。仮にそうであってもステロイド点鼻薬の使用が短期間であれば問題無いそうで、長期間の使用になる場合は報告してほしいと言われました。」と答えると、



👨‍⚕『解りました。緑内障主治医と連携しながら慎重に使用して行きます。ただ、今は右側鼻腔の粘膜全体が炎症しており、病状を悪化させないためにも当面、ステロイド点鼻薬は差してください。』



眼科で眼圧上昇を指摘された時の記事です。ご参考までに・・・





👨‍⚕『先日右側鼻腔の粘膜から採取した膿を培養検査していますが、まだ原因菌は見つかっていません。残るは真菌のみとなりましたが、2週間後の受診時には検査結果が出揃っていると思います。』





👨‍⚕『前回は急性副鼻腔炎とお伝えしましたが、症状などから現時点では慢性副鼻腔炎ではないかと考えています。』と、医師。



関連性があるか判らないが味覚障害や耳鳴りは8年程前からあったものの鼻通りは良く、痛みや、副鼻腔内に膿が溜まっているような自覚症状も無かったと医師に伝えると、



👨‍⚕『重症筋無力症治療で服用しているステロイドと免疫抑制剤の作用で免疫力が低下しているため、何らかの菌に感染していると考えるのが自然です。』



👨‍⚕『膿の溜まり具合や鼻腔内の炎症状態などからして、数年前から慢性副鼻腔炎に罹患していた可能性が高いと考えます。』



👨‍⚕『原因菌が見つかればダイレクトに効く薬を処方出来ると思います。仮に原因菌が発見されなければ難治性(好酸球性副鼻腔炎)の可能性もありますが、今は考えなくて良いです。』



👨‍⚕『1周間前に処方した抗生剤が効いていないため、取りあえず今回は違う抗生剤を処方します。培養検査結果が出揃い次第治療方針を考えます。では、2週間後に受診してください。』と、医師。



変更前 : ペニシリン系抗生剤

変更後 : マクロライド系抗生剤



饒舌かつ丁寧に説明してくれる医師に安心感を覚えるものの、副鼻腔炎もご多分に漏れず面倒なことになりつつあるなと思いながら診察室を出ました。





  受診後の雑感(発症の経緯など)


副鼻腔炎の発症(自覚?)は重症筋無力症の受診日の翌日、5月11日(土曜日)。



症状は頭重感と右頬からこめかみにかけての痛みで、鼻詰まりや嗅覚障害はありませんでした。



最初は脳脊髄液減少症か虫歯かと思いましたが、ひょんなことから仰向けで横になり頭を少し高くすると後鼻漏がスーッと喉に落ちて痛みが和らぐことに気付き、以前に患った副鼻腔炎ではと、発症日から3日後の5月14日に耳鼻咽喉科を受診した次第です。



ちなみに現在処方されている薬は以下の4種です。


① 慢性副鼻腔炎の排膿促進剤

② アレルギー性鼻炎治療薬

③ マクロライド系抗生剤

④ ステロイド点鼻薬



⬇こいつが眼圧を上げているかも知れない容疑者のステロイド点鼻薬🐽です。



ちなみに医師の言っていた難治性の好酸球性副鼻腔炎とは、100万人から200万人いる慢性副鼻腔炎の患者のうち1割から2割が該当するそうで、難病(特定疾患)でありながら結構な患者数がいるようです。



仮に好酸球性副鼻腔炎だとすると、特定疾病たる所以で完治することは無く、治療法はステロイドを服用して症状を抑えるしか方法は無いようですが、医師の言う通り今は考えないことにします。



3月から4月にかけての出血性大腸炎、今回の慢性副鼻腔炎と、立て続けに感染症に罹り、身を持ってステロイドと免疫抑制剤の副作用を経験して、



重症筋無力症の主治医がプレドニン(ステロイド)の減量を急ぐ意味が判りました。



今回の件で免疫抑制剤も減量することになれば、今後重症筋無力症の治療はどうなるのか気になるところ。



経験則上鎮痛剤の影響もあるかと思いますが副鼻腔炎の痛みがストレスとなって重症筋無力症の脱力が強まっていることも一旦忘れ、



これ以上通院先を増やさぬよう、耳鼻咽喉科の早期離脱を目指して今は副鼻腔炎の治療に一点集中したいと思います。



ステロイド点鼻薬を使う際に目に入らないよう気を付けつつ・・・



では、皆様もどうぞご自愛ください。