お墓のある道北の町の昨日の最高気温は9℃で、4月中旬とは思えないほどの寒い一日でした。



霊苑は市内を見下ろす高台あるため手がかじかむほど寒く、時折霧雨が降るあいにくの天候のなか、無事、父の両親が眠るお墓に父の遺骨を納めることが出来ました。



今年の2月に膵臓癌で父が亡くなり、まだ寂しさは拭えないものの一区切りついた気持ちです。



母が一番安堵したようです。



⬇霊苑内にはあちこちにまだ雪が残っています。



納骨式が終わり、父の好物だった和菓子を山ほど買って母の住む施設に戻り、昨年7月に家族総出で面会した際に撮った写真の前にお供えすると、


早速『うまい!』と言いながら食べている父の姿が目に浮かびました。



昨年コロナ禍が明けたにもかかわらず、父の体調悪化により札幌の私の家に連れて行けなかったのは、お腹いっぱいになるまで寿司や和菓子を食べてもらえなかったのは、今でも悔やまれること



最近の母は精神的にも安定して、施設ではエアロバイクでのリハビリに精力的に取り組んでおり、私も負けずに体力向上に努め、父にはしてあげられなかった母との思い出作りをしたいと思います。


では、皆様もどうぞご自愛ください。




経緯



2023年  2月下旬 母がアルツハイマー認知症発症

2023年  4月下旬 両親が入る施設と契約

2023年  6月上旬 両親が施設入所(父は転所)


以下は父の経緯

2023年  6月中旬 腫瘍マーカーが異常値を示す

2023年  6月下旬 検査入院・膵臓癌の確定診断

 ※余命半年の宣告、緩和ケア中心の治療方針説明

2023年  7月上旬 退院

2023年  7月下旬 虚血性小腸炎の治療で入院

2023年  8月上旬 退院

2023年  8月中旬 外来受診

 ※腹水、食欲不振などの症状があるも入院せず

2023年  8月下旬 両親を連れてのお墓参り

2023年  9月中旬 嘔吐物に血液が混じり検査入院

2023年 10月中旬 退院

2023年 11月上旬 固形食がほとんど取れず入院

 ※小腸、右側尿管が狭窄

2024年  1月中旬 鎮痛剤使用開始

 ※小腸、右側尿管が閉塞

2024年  1月下旬 主治医から余命僅かの宣告

 ※心不全による突然死の可能性ありとの説明あり

2024年2月  7日 永眠

2024年4月20日 納骨