昨日(12月26日)、母を連れて父の見舞いに行きました。
前回、12月9日の見舞いでは、父がインフルエンザに罹患している可能性があったためお互いに距離を置いた30秒と極々短時間の面会でした。
幸いにも父はインフルエンザには罹っていなかったようで、父の体調が比較的良かったことから、
15分とは短いながらもベッド横に椅子を並べて座りながらの、少しだけゆったりとした時間を過ごすことが出来きました。
いつの間にかナースステーション横の個室に移されていため体調が良くないのではと一瞬不安が過ぎりましたが、病室のドアを開けると「おう!よく来たな!」といつもの父の元気な声。
病室に入るなり「甘いものが食べたい」と訴えるため、看護師さんの了解を得て小さなカステラと羊羹を渡すと、カステラまでは調子が良かったものの羊羹は三口でギブアップ。
もうこれ以上はお腹に入らないとのことでしたが満足したようで、満面の笑みで美味しそうに食べる姿を見て母共々安堵しました。
まだ感染症対策で、最大15分の面会時間が当病院のルールのため話したいことを事前に整理して望んだのですが、
お互いが認知症のため時々会話が成り立たないことがあるものの、それすら一向に構わず楽しそうに会話をしている両親を眺めているだけで満足でした。
母「早く元気になるんだよ!」
私「また来るからな!」
父「〇〇(←私の名前)、雪道で滑るから気を付けて帰りなさい!」
私「解った、じゃ!」![バイバイ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/128.png)
![バイバイ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/128.png)
父「おう!」![バイバイ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/128.png)
![バイバイ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/128.png)
と、いつになっても私は子供なのだなと気恥ずかしさと嬉しさを感じながら、気丈に振る舞う父の姿を名残惜しみつつ病室のドアを締めました。
帰り際に看護師さんに確認すると痛みはさほどではないものの日中寝てばかりのこと。面会時に我々を気遣って元気を装ったのだと思うと、改めて父の精神力の強さと優しさを感じました。
幸いにして痛みがほとんど無く、苦しんでいない姿を見て本当に安心しました。
ただ、もう少しだけ時間が欲しい・・・
では、皆様もどうぞご自愛ください。