前置きが長くなりました。受診結果を以下にご報告いたします。
効き目である右眼の裸眼視力と、両眼の矯正が低下しており自覚症状と合っていましたが、諸症状がありながら中心視野は健気にも頑張っていました。
【先年4月からの裸眼視力の推移(右端が今回)】
左眼
0.08⇒0.10⇒0.08⇒0.08⇒0.08⇒0.08⇒0.08⇒0.08
右眼
0.12⇒0.15⇒0.20⇒0.15⇒0.12⇒0.10⇒0.10⇒0.08
【昨年4月からの矯正視力の推移(右端が今回)】
左眼
1.20⇒1.20⇒1.50⇒1.50⇒1.20⇒1.20⇒1.20⇒1.00
右眼
1.20⇒1.20⇒1.50⇒1.50⇒1.20⇒1.20⇒1.20⇒0.90
眼圧は両眼とも前回同様の14で、安定を通り越して不動の数値を叩き出しました。
【昨年4月からの眼圧の推移(右端が今回)】
左眼 15⇒14⇒14⇒13⇒14⇒15⇒14⇒14⇒14
右眼 14⇒14⇒14⇒14⇒14⇒14⇒14⇒14⇒14
冒頭の症状の変化を主治医に報告すると・・・
『霞みは緑内障や網膜変性症で説明が付きますが、今回右眼に初期の後発白内障が見つかったので、それも影響していると思います』
『歩いている時にぶつかるのは、視野欠損(緑内障)も関係していますが、重症筋無力症による左眼の抑制(単眼視)の影響が強いと思います』と主治医。
初耳の『後発白内障』とは何ぞやと主治医に確認すると、白内障手術後に人工レンズと袋状の膜との隙間に細胞が増殖して濁る、20%位の頻度で発生する合併症とのこと。
治療は、5分程度のレーザー照射で濁った袋状の膜(後嚢)を取り除くという簡単なもの。
後発白内障になったからとして必ずしもレーザー治療が必要となる訳ではなく、私の場合、今後更に視力が低下すればレーザー治療を検討するとのことのでした。
昨年3月の白内障手術後に期待したほど眼圧が下がらなかったため、今後の緑内障の治療方針を主治医に確認すると・・・
重症筋無力症の治療でステロイドや免疫抑制剤を服用していることによる感染リスクや、
眼圧が下がり過ぎて網膜変性症による歪みが更に酷くなるかもしれないリスクなどから手術の選択肢は無く(従来から同様の見解)、
次回受診時(2ヵ月後)の視野検査の結果を見て、点眼薬を1剤追加するか否かを判断したいとのことでした。
様々な要因から緑内障の治療法が限定されるのは致し方ないことと理解しているつもりながら、点眼薬1剤の追加しか残されていないのは寂しいところ。
緑内障に限らず諸症状が悪化するのをただ傍観するしかないのは、やるせない気持ちではありますが、
あがいてもしょうがないと割り切って、これからもブログタイトル通り、あせらず・のんびり行きます。
話は変わって、先々週に両親と一緒にお墓参りに行きましたが、その後の父の状態は安定しているらしく、先ずは一安心というところです。
今月20日頃に父が通院する予定で、その際、主治医が父に膵臓癌の緩和治療を受けさせるか否か(入院させるか否か)の判断をすると思われますが、本人希望通りに入院が回避(延期)出来ればと願っています。
私はというと、ステロイド減量に加え猛暑の影響で、度々呂律が回らくなるなど重症筋無力症の症状が悪化傾向ではありますが、何とか都合を付けて父の通院に同行したいと考えています。
今が踏ん張り所。気合で乗り切ります。
今回は症状などを詳細にお知らせしたものの、結果、纏まりの無い駄文をダラダラと綴ってしまいました。申し訳ありません。
では、皆様もどうぞご自愛ください
経緯 ※緑文字は緑内障関連
2015年10月 人間ドックにて緑内障(疑い)の指摘
2015年12月 複視を自覚
2015年12月 緑内障診断(左眼:中期、右眼:初期)
※ラタノプロスト処方(両眼)
2016年 1月 ドライアイ診断、ジクアス処方
2017年 1月 複視が悪化 ⇒ MG治療へ
2017年 2月 シェーグレン症候群(疑い)の診断
2017年 6月 左眼欠損拡大によりエイゾプト処方
※左眼 : ラタノプロスト・エイゾプトの計2剤
※右眼 : ラタノプロストの1剤
2019年 6月 左眼欠損拡大によりアゾルガ処方
※左眼 : ラタノプロスト・アゾルガ(配合剤)の計3剤
※右眼 : ラタノプロストの1剤
2020年 3月 後部硝子体剥離(左眼)
2021年 1月 後部硝子体剥離(右眼)
2021年 5月 緑内障末期一歩手前(左眼)の診断
2021年 7月 変視症を自覚(両眼)
2021年 9月 左眼にSLT(レーザー線維柱帯形成術)
2022年 3月 眼圧低下も期待して白内障手術(両眼)
2022年 4月 緑内障末期(左眼)、中期(右眼)の診断
※白内障手術後に眼圧下がらずアゾルガ(両眼)復活
2022年 7月 眼圧下がらずラタノプロスト復活
※左眼 : ラタノプロスト・アゾルガ(配合剤)の計3剤
※右眼 : ラタノプロスト・アゾルガ(配合剤)の計3剤
2022年11月 変視症は網膜変性症が原因との診断
2023年 1月 ジクアスをジクアスLXに変更