受診結果はというと、ドライアイは前回受診同様、良好との評価。
視力は裸眼、矯正ともに若干低下していましたが想定の範囲内で、白内障手術後の好調を維持していました。
【裸眼視力の推移(右端が今回)】
左眼 0.08 ⇒ 0.10 ⇒ 0.08 ⇒ 0.08 ⇒ 0.08
右眼 0.12 ⇒ 0.15 ⇒ 0.20 ⇒ 0.15 ⇒ 0.12
【矯正視力の推移(右端が今回)】
左眼 1.20 ⇒ 1.20 ⇒ 1.50 ⇒ 1.50 ⇒ 1.20
右眼 1.20 ⇒ 1.20 ⇒ 1.50 ⇒ 1.50 ⇒ 1.20
眼圧も不動の安定した数値。白内障手術後の眼圧低下は未だ確認出来ないものの、緑内障手術はせずに当面このレベルで経過を見ていくとのことでした。
緑内障手術により眼圧が下がり過ぎて、眼球が更に歪むことによる変視症(網膜変性症)などへの影響懸念が、その理由です。(従来見解)
【白内障手術後の眼圧推移(右端が今回)】
左眼 15 ⇒ 14 ⇒ 14 ⇒ 13 ⇒ 14 ⇒ 15
右眼 14 ⇒ 14 ⇒ 14 ⇒ 14 ⇒ 14 ⇒ 14
左眼の視界が白っぽく薄暗く見え、夜になると見辛くなることと、仕事中のPC画面の見辛さ、通勤時の人混みでの立ち尽くしなどを主治医へ報告すると、
左眼の見辛さは緑内障の影響で、左眼の網膜・視神経が右眼に比して5倍のスピードで減少しており、そのため光に対する感度が低くなっているのが原因とのこと。
末期の左眼と中期の右眼で見え方に差異があるのは、ある意味やむを得ないらしく、主治医の淡々とした説明から左眼は緑内障末期のコースを着々と進んでいるのを理解するとともに、
左眼の中心視野の感度が徐々に落ちて来ている(弱い光を認識出来ない)と、従来からの視野検査で度々指摘されていたことを思い出し、
実生活面でもそれに追いついたと傍観者的に呑気に考えている自分がいました。
一方でPC画面の見辛さなどは、重症筋無力症(MG)の複視悪化の影響が強いのではとのこと。
「複視が左右20プリズム(1プリズム=1度)、上下18プリズムまで拡大しながらステロイドを減量中」と主治医に伝えるも見事にスルーされましたが、
現在MGで治療を受けている病院の眼科医同様、MGの治療強化は必要ではないかと言いたげな表情でした。
ステロイドミオパチーの検証も兼ねたステロイド減量との補足説明を付け加えようかとも考えましたが、またスルーされるのではと思い留まりました。
緑内障とMG両主治医の連携を取るのは、いつもながら難儀しています。
⬇️唐突ですが今日の成果です。
次回、2ヵ月後の受診は視野検査があるとのこと。
欠損の進行具合が気になるところですが、いつも通り成るように成るさの精神で、慌てず騒がず向き合って行こうと思います。
今回も蛋白な受診内容だったため、悠長になりがちな受診記録は割愛させていただきました。
では、皆様もどうぞご自愛ください
経緯 ※緑文字は緑内障関連
2015年10月 人間ドックにて緑内障(疑い)の指摘
2015年12月 複視を自覚
2015年12月 緑内障診断(左眼:中期、右眼:初期)
※ラタノプロスト処方(両眼)
2016年 1月 ドライアイ診断、ジクアス処方
2017年 1月 複視が悪化 ⇒ MG治療へ
2017年 2月 シェーグレン症候群(疑い)の診断
2017年 6月 左眼欠損拡大によりエイゾプト処方
※左眼 : ラタノプロスト・エイゾプトの計2剤
※右眼 : ラタノプロストの1剤
2019年 6月 左眼欠損拡大によりアゾルガ処方
※左眼 : ラタノプロスト・アゾルガ(配合剤)の計3剤
※右眼 : ラタノプロストの1剤
2020年 3月 後部硝子体剥離(左眼)
2021年 1月 後部硝子体剥離(右眼)
2021年 5月 緑内障末期一歩手前(左眼)の診断
2021年 7月 変視症を自覚(両眼)
2021年 9月 左眼にSLT(レーザー線維柱帯形成術)
2022年 3月 眼圧低下も期待して白内障手術(両眼)
2022年 4月 緑内障末期(左眼)、中期(右眼)の診断
※白内障手術後に眼圧下がらずアゾルガ(両眼)復活
2022年 7月 眼圧下がらずラタノプロスト復活
※左眼 : ラタノプロスト・アゾルガ(配合剤)の計3剤
※右眼 : ラタノプロスト・アゾルガ(配合剤)の計3剤
2022年11月 変視症は網膜変性症が原因との診断
2023年 1月 ジクアスをジクアスLXに変更