入院8日目(手術から5日経過)


今回の手術により、腰部脊柱管狭窄症が原因と思われる以下の症状が回復(○)したようです。(たぶん)


両脚(特に右脚)の痺れ ○
歩行障害 △
筋萎縮  ?

頻尿   ○
便秘   ?


両脚の痺れは、若干違和感が残っているものの完全に消えました。


歩行障害では、膝折れ、腰砕けや足を制御し難いといった症状は無くなりましたが、


歩いている際、筋力不足で腿が上がらず摺足気味になるため、もう少しといったところでしょうか。


筋力不足(=筋萎縮)は、重症筋無力症との兼ね合いもあるため、時間を掛けて検証して行くことになりそうです。


便秘は、整腸剤の服用中につき減薬、断薬の過程で検証して行くことになりますが、


今回手術を受けた腰部脊柱菅狭窄症の発症は1年より前(胸部の診断は2年前)、便秘は3年前で、


時期からして双方の関係性が低いと思われるため、今回の手術での改善は期待薄と考えています。




今日のリハビリは昼食の直前でした。


昨日受けたリハビリの重症筋無力症への影響(夕方の脱力など)を理学療法士さんに報告してから、リハビリ開始。


リハビリの内容は以下の通りで、従来同様、体幹・下肢の筋力回復を主眼としたメニューです。


①ストレッチ
②横臥(仰向け)で膝を立てた状態での、深呼吸
③左右の側横臥での、膝を曲げたままの股開き
④左右の側横臥での、膝を曲げたままの足上げ
⑤座位での、みぞおち持ち上げ
⑥座位での、両方の肩甲骨の背骨側への寄せ?
⑦つま先立ち(新規)
⑧歩行器無しでの歩行(確認作業も兼ねて)


②〜⑦の回数はいずれも10回。前々日の5回、前日の7回から順調に増えています。


易疲労性(MG)からか5回、6回を過ぎると急に苦しくなり、攣りそうになることもあるため、その時は途中で止める(休む)というのがルール。


今日の発見は、手術前には出来なかった⑦つま先立ちが5回位まで難なく出来たこと。


手術前につま先立ちが全く出来なかったのは、MGによる脱力もさることながら、脊柱菅狭窄症も原因の一つだったのかもしれません。


リハビリの強度がまた高まりましたが、『抑えている』と理学療法士さんが言っていたため、まだ軽い部類なのでしょう。


とはいっても、このレベルでもダメージがあったのは確かで、昼食時には久々に箸の重みをしっかり感じ、口に運ぶのにも難儀しました。


MG症状の変化を睨みながら、リハビリの強度を高めて行くのが大事と再認識しました。




以前の記事で、腰椎上部か胸椎下部かの椎体が脊髄側に張り出しており、更に椎体の変形が進んだ場合には手術が不可避であること、


更に予備軍がいくつか点在していること、


今後狭窄が増えて合計で5〜6ヵ所の狭窄となれば、広範脊柱管狭窄症(指定難病)の診断に変わることを書きましたが、


既にある狭窄の進行を抑えるためにも、狭窄を増やさないためにも、指定難病とならないためにもリハビリが大事と、これまた再認識した次第です。


今回受けた手術を繰り返して受ける気力が無いということもありますが・・・


仕事での負荷で十分という前提で、私の性格からしてリハビリをやりすぎてMG症状を悪化させるからと、MG主治医からリハビリを止められていたことを踏まえれば、「無理せず慎重に」がポイントになりそうです。




⬇️唐突に1週間経過した火傷跡


点滴針を固定していた絆創膏を剥がす際に少しだけ出血しましたが、化膿することなく治りました。


これも気軽に人に頼れない性分に加え、慎重さに欠けていたのが原因。


大いに反省しました。


何事も「無理せず慎重に」あせらず・のんびり行きます。


では、皆様もどうぞご自愛ください。