先週の大学病院受診から5日しか経っていませんが、白内障手術後点眼薬の一つが無くなりつつあるため急遽受診したものです。(大学病院の指示は今週の金曜日以後の受診)
白内障手術後の症状を整理すると、視界が晴れたのは当然として、複数の医療関係者の予告通りに以下の症状が鮮明になりました。
両眼複視(二重に見えるのが鮮明に)
左眼の変視症(横線の歪みが鮮明に)
それ以外にも左眼の視界がまだら模様に見えるようになりました。
ただ、複視と変視症については主治医へ報告したものの、まだら模様の視界については主治医へ報告を失念してしまったため、原因は判らないままです。
経過を見ながら次回以降、主治医に確認したいと思います。
肝心の受診結果は、白内障の術後経過は良好でしたが、副次効果として期待していた眼圧低下が認められず、2週間後の再評価となりました。
このまま眼圧が下がらなければ点眼治療の再開は避けられないようです。過剰な期待を抱かず、慌てず騒がず経過を見て行こうと思います。
裸眼視力が右眼0.1、左眼0.06で、矯正視力が両眼とも1.2。
先週金曜日の大学病院での視力検査では、裸眼視力が両眼とも0.2だったため、今日は少しばかり調子が悪いようだ。(矯正視力は両眼1.2で同じ)
『白内障手術の経過は良いですね。白内障(術後)の点眼は継続してください。角膜に浅い傷があるためドライアイの点眼(ジクアス)を再開してください。』
『眼圧は右眼15、左眼16です。白内障手術前と変わらないですね。』
『大学病院での日内変動眼圧検査では左右とも変動していますね・・・』と言いかけて、主治医が大学病院からの診療情報提供書を見ながら考え込んでいる。
主治医が手元に置き、にらめっこしている診療情報提供書は、左眼の視野検査の部分。
ちらっと見たところ視野の大半が黒く、目尻側にも欠損が広がっているように見える。
真っ黒が欠損部分。時計の文字盤で言えば中心と4時と8時を結んだ三角形の領域が白く、それ以外の領域がほぼ真っ黒という、あまり見たくない結果。
6年前は上部視野の3分の1ほどの欠損であったが、中心視野を取り囲むように欠損が拡大している。
それも結構なスピードで。
大学病院での視野検査の結果が悪かったのは、慣れない装置かつ白内障の影響ということにして、
次回のこの病院での視野検査で確認すれば良いと考えることにする。
『歪んで見えるとのことですが、白内障手術前と変わりませんか?』と、主治医。
煮詰まった時の話題変更。(主治医の常套手段)
手術後の方がハッキリ認識しており、眼科で説明が付かなければ脳神経外科を受診しようかと考えていると伝え、少し攻め込んでみるが、
『もう少し経過を見させてください。』と、主治医にサラッとかわされる。
その後更に話題を変え、来月予定している脊柱管狭窄症の手術など、主治医とあーだこーだ話しているうちに変視症のことなどすっかり頭から消え、
まだら模様に見える視界、大学病院での視野検査結果についての確認も失念。
今回も主治医の術中にはまってしまった?
『緑内障の点眼を再開するかは、2週間後の眼圧を見て検討します。今は感染防止に努め、白内障の術後点眼は忘れずにしてください。では、お大事に。』と、主治医。
想定外でしたが、左眼の視界がまだら模様に見えるようになりました。
白内障手術の影響なのか、緑内障の視野欠損によるものか、硝子体剥離によるものか何とも言えないため、慌てず騒がず経過観察していきたいと思います。
一つの課題が解決したら新たな課題が見えて来ます。
いずれはゴールを迎えると信じ、モグラ叩きのように地道に一つずつ叩いて潰して行きます。
では、皆様もどうぞご自愛ください。