先日(3月13日)は、2ヵ月振りの眼科の受診日。


眼科(緑内障他)についても、先週のMG同様、症状の変化(主治医に伝える内容)を詳しく整理してみる。(先週の脳神経内科報告をベース に青字で加筆修正


【複視と視野欠損】
朝、昼、夜関係無く、突然吐き気がするほど激しくダブることがあるが、普段は左側の視野と近く(手元の距離)のみに複視が残る快適な世界が定着しつつある。(希望的観測)


左側視野に複視が残るのは、いくら調子が良くとも回旋斜視がわずかにあるためで、近くに残るのは、左右の眼位のズレが大きく寄り目が上手く出来ないため。


PC画面など近くの物を見るときは、眼鏡を外して比較的欠損の少ない右眼で見るようにしている。


意識しないと左眼で見てしまい、その都度、左眼の視野の狭さ、中心視野の欠損(緑内障)を認識することになるが、


その時は自然と、顔を上下左右に動かし、中心から左側、正面を見て9時から6時の方向で、欠損が無く、霞まない場所を探している。


霞もさることながら、左眼の中心視野で、4時から8時の方向にある小島のように孤立している、半月状の欠損の存在感が増している。


欠損部分が灰色の影として見える。とても鬱陶しい。


この頃、緑内障なのか、硝子体剥離なのか、白内障なのか、あるいはドライアイなのか、何が原因か判らないが、とても眩しく、所々霞んでも見える。


【硝子体剥離】
右眼は、今でも暗闇で閃光が走り、硝子体が現在進行形で剥離中。


新参者の右眼の硝子体剥離の影響か、忘れかけていた、昨年剥離した左眼の飛蚊症、膜状の物の存在が気になり出した。


よくよく見ると、左眼では今でもワイスリング(視神経乳頭に接していた部分の硝子体が剥がれて輪のように見えるもの)が、縦横無尽に動き回っている。


右眼は、まだ鼻側の狭い領域だけでチョロチョロ動いており、剥離が進むにつれて左眼同様、派手に動き回るようになるのだろうか。


【ドライアイ】
角膜のゴロゴロ感、点眼時の滲みることが消えた。


頻繁な点眼、室内の加湿、「あずきのちチカラ」のお陰でドライアイは改善。(自画自賛)


⬆️小林製薬さんのHPから拝借。同病の方からお薦めいただき、以後愛用中です。)




では、いつもの受診記録を記します。


金曜日の午前中は初めての受診。


ロビーには2人の先客。とても空いている。


受付して間もなく検査室に呼ばれる。


冒頭の症状を視能訓練士さんへ伝え、検査に入る。


屈折率の測定装置を用い、用途は違えど毎回の複視の確認作業・・・


装置を覗けば、左眼は気球が若干傾いて見えるが、右眼には傾きがほぼ無い。


左眼の回旋斜視が弱く、右眼が消えている。幸先が良い。
 

【左眼】
(⬆️ニデックさんのHPからお借りした画像を加工)


矯正視力は、左右とも1.0をどうにか確保。


診察室に呼ばる。


アプラで眼圧測定後に主治医からの説明。


『眼圧は左右とも14です(前回と同じ)。ドライアイも改善しています。』


『白内障が少し悪化しているようです。霞んで見えるのは、その影響かもしれません。もうしばらく様子を見ましょう。』と、主治医。


左眼の中心視野に見える半月状の欠損について、主治医へ詳細に報告。


過去のハンフリー視野検査結果を示しながら・・・


『既に光を感じにくくなっていたこの領域が、新たに欠損として認識するようになったのかもしれません。次回、30-2(中心30度以内)の視野検査で、他にも異常が無いか確認しましょう。では2ヵ月後に受診してください。』と、主治医。


緑内障はラタノプロスト(両眼)とアゾルガ(左眼)、ドライアイはジクアス(両眼)と、点眼薬には変更無く、必要数を伝えて診察室を出る。




症状が急変すれば2ヵ月を待たずに受診するのは、何時ものお約束事。


自分なりに経過観察して行きます。




緑内障の発症から5年が過ぎ、徐々に視野欠損が拡大しています。


緑内障は不可逆的で、視野欠損となった部分は回復しないため、発症当初は検査結果などに神経質でしたが、


『大抵の緑内障は、本当にゆっくり進行するものであり、症状が急変しなければ大丈夫。』との主治医の言葉が刷り込まれた結果、少々の症状の変化、検査結果で一喜一憂しないようになりました。


眼圧が正常値にコントロールされていたとしても、脳細胞同様、視神経が少しずつ死滅していくのは自然の摂理(老化)であり、


大事なのは治療をサボらず、生活習慣を改善することなどにより死滅スピードを加速させないことと理解しています。(後者はサボりがちですが・・・)


精神衛生上の観点、自己防衛本能から⬆️そのように理解しようと努めた、というのが本当のところです。


今では緑内障も、ストレスが大敵と考えています。(あくまで私見です)


脱力、筋力低下、耳鳴り、味覚障害、(軽い)頭痛、胸椎の痛みなどから来るストレスはありますが、緑内障のためにも心の平静は保って行こうと思います。


仕事上のストレスは回避が難しいですが・・・


今回は、発症からの心情の変化を、少しだけ記してみました。ご参考までに・・・


では、皆様もどうぞご自愛ください。