昨日(5月23日)は、8週間振りの受診。
 
 
前回の受診時に、降圧剤断薬の企みがあっけなく頓挫した後、


人間ドック時の内科医から『MGの筋力低下による転倒リスクを考えれば、減薬した方が良いと思います。MG主治医にご相談ください。』との心強い助言をいただいたものの、


MG主治医としては、冠動脈の状態が判らないことなどにより判断出来ず、


結局は時々低血圧になりながらも服薬を継続していました。


肝心の血圧はというと、たまの一時的な低血圧を除き、上が100前後、下が70前後と低位安定しています。


では、いつも通りの受診記録を記します。
 
 
 
 
玄関入口で非接触体温計で体温を測り、平熱と分かると防護衣の方から以下の質問を受ける。


①風邪症状はあるか
②海外に行ったか
③新型コロナの拠点病院を受診したか


「①無し、②数十年前に行った、③受診した」と答える。


すると『③拠点病院はいつ受診しましたか。』と、防護衣の方。


「1ヵ月ほど前」と返答すれば、『2週間以内ではないので大丈夫です。お入りください。』と、机で作った簡易バリケード?の横の隙間から入るよう誘導される。


仮に2週間以内の受診であれば、別メニューが用意されていたのか、それとも受診すら出来なかったのか判らないが、


この循環器医院では、新型コロナの拠点病院に行く(行った)というのは、海外旅行と同様のリスク事象として整理しているようだ。


防御態勢が更に強化されていることに、ただただ感心。
 
 
無事、バリケード?をくぐり抜け、受付に血圧手帳を渡し、受付横で血圧測定。
 


 
今日は少し高い。(比較の問題です)

 
採血時に、看護師さんから血圧などの状況報告を求められる。
 
 
血圧は低位安定していたが、時々上の血圧が80を切ること、


特に入浴後に下がることが多いため、夕食後の入浴から夕食前のシャワー浴に変えたことなど、血圧計の画像を見せながら説明。


⬇️3週間ほど前、夕食・入浴後の数値。

(右が血圧、左が心拍数とSpo2です。)


(⬆️画像の数値は)数分間横になり少し落ち着いた時のもので、横たわっている時は息苦しく、心臓もバクバクしていたことも、付け加える。

 
盛んにメモを取り『低血圧時の状態は医師に伝えます』と、看護師。
 
 
1時間ほどロビーで待って、診察室へ。
 
 
診察室に入ると前回、降圧剤の断薬で押し問答をした医師が、


看護師さんのメモ、血圧手帳、血液検査の結果、カルテを見ている。



医師から何kg体重が減ったかの質問があり、人間ドック時の生活指導を守り、昨年の4月から12kg体重減少したと答える。


『筋無力症の影響もあり、ダイエットに伴い筋肉も相当落ちたのでは?』と、医師。


「以前、ダイエット前と後の体脂肪率を用いてザックリ計算したところ、12kgの体重減少に対し、脂肪7kg、筋肉5kgの減少だったと記憶している。」


「ダイエットが筋萎縮を加速させたのかも知れない。」と、伝える。


『血圧の推移を見ると、体重減少に比例して血圧が下がっているのが判ります。尿酸値を含め血液検査の結果も良好です。』


『最近の血圧は、積極的に高血圧治療をするレベルではありませんでしたが、軽度とはいえ冠動脈に狭窄があるため、予防的に降圧剤の服用をお願いしていました。』


『看護師からの報告にもありましたが、頻繁に低血圧になっているため、転倒事故などのリスクも考慮する必要があると考えました。』


『降圧剤の中断について、kumaさんの意思を尊重したいと思います。いかがいたしますか?』と、医師。


「どちらのリスクを優先するかの問題だと考えていた。」


「動脈硬化を進めないためにも、ステロイド糖尿病にならないためにも、節制による体重コントロールを継続していくつもり。」


「5年前の失神による階段転落がトラウマとしてあり、今は筋力が無く、ふらついても踏ん張りが効かないため、安全を優先して降圧剤の断薬を選択したい。」と、医師に返答する。


『判りました。では、体重コントロールを継続すること、血圧が上がれば直ぐに受診すること、定期的に冠動脈の検査を受けることを条件に、降圧剤と通風の薬を中断します。』

 
『1年後に、造影剤を入れて冠動脈の検査をしますが、その間に何かあれば受診してください。』と、医師。
 

前回と反して、あっさり降圧剤の中断(断薬?)となる。


画像というエビデンスの効果だろうか。


1年間の治療のお礼をし、診察室を出る。




執行猶予が付いた形ですが、念願の降圧剤の断薬となりました。
 

ダイエット効果は絶大です。(私の場合)


昨年5月の脳ドックと人間ドックで高血圧を指摘され人生初のダイエットに取り組み、一応、ブログで宣言した通りに体重減少しました。


しかしながら内容が宜しくなく、脂肪を減らしつつ(あるいは脂肪を増やさず)筋量の増加が今後の課題です。


下のグラフは、1年間の血圧と体重の推移です。(1日と15日のみの手抜きですが)
 
 
 

今年1月からの降圧剤の減薬にもかかわらず血圧が下がり続けたため、体重減少の効果は大きいと実感しています。


昨年の11月下旬からMGの治療でステロイドを服用した途端、体重増加に転じそうになったため、食事量の調整により少しずつ体重を落として来ました。


5月1日を過ぎたあたりで、家内の家庭内隔離の疲れなどから体重が一時的に63kg台に落ちましたが、食事量を調整して今は65kg前後を維持しています。


体重コントロールは、今でも試行錯誤の連続です。


筋量を増やしつつこの体重を維持し、今日の医師との約束を果たしたいと思います。
 
 


この頃、筋力低下の影響か、内反足が治りきっていない左足首、そして左膝の変形が進んでいることに気付きました。


また、骨折した辺りの胸椎と、左手母指CM関節症の痛みが強くなって来ているため、


先月受診の人間ドックで側弯の指摘もあったこともあり、整形外科を受診しようかと考えています。


今まで精神的に余裕が無く、骨と関節を放置しすぎました。


皆様に参考となる情報があれば、記事としてアップさせていただきます。


今回も長文、駄文で失礼しました。
 
 
皆様も、どうぞご自愛ください。