前回までは、複視などの眼症状について書きましたが、今回は、体症状について、お伝えしようと思います。


現在の主な体症状は、額・頬のこわばり、呂律、脱力、首・肩・両腕の筋肉痛、耳鳴り、味覚障害と歩行障害です。


複視以外は、重症筋無力症、脳脊髄液減少症のどちらが由来か、あるいは胸椎骨折の後遺症なのか判っていません。


体の異変を自覚したのは、一昨年の3月、パタパタと歩いているのを医務室の看護師さんから指摘された時です。


その時は、その前年の胸椎骨折の影響と思い、また、腰痛もあったことから整形外科を受診しました。結果的に、異常は見つからず鎮痛剤の処方となりました。


その後も頻繁に腰痛、背中痛が出ましたが、鎮痛剤、筋弛緩剤で誤魔化していました。


昨年の3月頃から、脱力を自覚しました。緩い上り坂を歩くのが遅くなり、次第に重い物が持てなくなり、反復運動もつらくなりました。合わせて、首などに筋肉痛を感じるようになりました。


いつの間にか、帰宅後の夜、休日などはひたすら横になり、体力回復に努めるようになりました。


最近は食器洗いが重労働です。食器洗いをよく手伝うのですが(私の数少ないお手伝いの一つです)、ハアハア、ゼイゼイと息を切らし、後半は『ウー、ウー』唸りながら、やっとの思いで洗っています。


余計な情報ですが、食器もよく割るため家内に叱られます。




呂律は、話している最中に喉の奥に違和感を感じ、その後舌が上手く動かせなくなります。特に、『た行』と『ら行』が言いづらくなります。


まれに体が疲労している時は、さほど話していないにもかかわらず、呂律が回らなくなります。


その時は予兆を感じることがあります。まず、まぶたがピクピクと痙攣し、次に頬の強張りが強くなり、最後に上唇が痙攣した後、呂律が回らなくなります。麻痺が上から順々に降りてくるようです。




次に歩行障害です。

膝折れ・腰砕けが発生し、カックン、カックンとした歩き方になり転倒しそうになります。それを回避するため、前屈みで小刻みに歩くようにしています。


夜の9時以降、決まって歩行障害が出るため、それまでに帰宅するようにしています。


脳脊髄液減少症を診断した脳神経外科医からは、脳脊髄液減少症が原因だと言われています。




耳鳴りは、朝起きてから30分ほどで出ます。『キーン』と高い音がし、夜、寝るまで感じます。常に耳鳴りがあることに加え、話しなどが聞きづらいため結構ストレスを感じます。




味覚障害は、出たり出なかったりで、甘味以外を感じません。味覚障害があるときは、当然、食事は美味しくなく、それはつまらない単なる作業になります。



以上、ご参考までに特徴的な体症状を書きました。


体症状は、今後、B大学病院の系列病院で鑑別予定です。早く原因が特定され、本格的な治療に移行するのを期待しています。