複視以外の眼症状につきましても、あちこちのブログに散らばっていましたので、集めて整理しました。


 

現時点での眼の疾病・症状は以下の通りです。

 

  複視(重症筋無力症・脳脊髄液減少症由来)

  緑内障(左眼:中期、右眼:初期)

  白内障(両眼とも初期で経過観察中)

  ドライアイ

  眼底出血(右眼のみ。経過観察中)

  近視(裸眼視力 左眼:0.02、右眼:0.04)

  乱視

 

 

これらの疾病(症状)のため、よく見えません。眼から情報は入ってくるのですが、物の認識がうまく出来ません。

 

 

先ずは複視です。フレネル膜を張った眼鏡を掛ければ上下複視(正面のみ)は矯正できますが、回旋斜視の矯正はできません。

 

 

通常、正面視の状態でフレネル膜のプリズム量を調整します。私の場合、上・左右のプリズム量が正面より大きいため、どうしても上・左右のズレは残ったままになります。

 

 

回旋斜視の方が厄介です。

 

 

縦に立てた鉛筆があるとします。右眼で見ると鉛筆が左に傾いて見え、左眼で見ると右に傾いて見えるため、フレネル膜で高さを補正しても鉛筆が、ちょうどX(エックス)のように交差して見えます。よって、立体視が出来ません。

 

 

 

 

次に緑内障です。両眼とも上の視野が欠けています。まだ、左眼が中期、右眼が初期で、さほど視野欠損の自覚はありませんが、たまたま両眼の視野が欠けているところに物などがあれば見えません。

 


従来から、正面の下3分の1だけプリズム量が小さく、ストレスの少ない視野であったこともあり、常に下を向いて歩く癖が付いてしまいました。

 

 

下を向いて歩いているため、上の方にある信号などが視野欠損の領域に入り、見落としてしまうことがあります。

 

 

また、左右のプリズム量が正面よりはるかに大きく、左右の視野がグチャグチャなため、交差点などで左右から来る車を見落とすことがよくあります。

 

 

信号の見落とし、車の見落としにより何度か車に轢かれそうになりました。

 

 

夜は、このような視野に加え、白内障とドライアイの影響で、街灯、ネオンの光が拡散します。

 

 

さらに複視で光源が倍増し、まるで光の洪水の中に放り込まれたようになります。ただただ光が沢山見えるだけで、物をよく認識できません。

 

 

夜は、なるべく出歩かないようにしています。また、会社からの帰り道は、少しでも光源の少ない道を選ぶようにしています。

 

 

 

 

いつの間にか、物がよく見えないことに慣れてしまいました。不便ですが、よく見えないことにストレスを感じなくなりました。(フレネル膜の眼鏡のほうが慣れないためストレスを感じます。)



自分のことながら人間の適応力とは凄いと感心させられます。

 

 

 

ただ、この頃、気になっていることが一つあります。薄暗い所で物がはっきり見えないことです。特に黒っぽい物の輪郭、コントラストがよく判りません。

 

 

緑内障の主治医にも相談しているのですが、老化なのか、緑内障なのか、眼底出血のせいなのか原因が不明です。複視であったように疾病が潜んでないか、少々心配です。

 

 



最後になりましたが、今、私の一番の望みは、満天の夜空に薄っすらと浮かぶ天の川を見ることです。



自分の眼では見ることが出来ないため、ネット上の天の川の画像を見るのが好きです。天の川や流れ星をよく見ていた子供の頃を思い出します。

 

 

多分、叶わない夢だと思いますが、最後まで諦めずに治療に励みたいと思います。