フォーカルジストニアについて。 | 前廣薫ピアノ教室

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演奏活動やレッスンの事、日々の他愛無い事をつらつら書こうと思います。

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以前のブログにも書きましたが、私はフォーカルジストニアと言う故障が指にあります。

故障と言うより、病気と言った方が正しいと思います。

フォーカルジストニア、ご存じのない方はググってみて下さい。

音楽家に多い病です。これにかかってしまうと、演奏家生命を断たれてしまう程の

深刻な病なのです。某有名ピアニストや作曲家のシューマンもこの病であったと言われています。


最近でこそフォーカルジストニアという病が存在する、ということが知られてきましたが、

私が発症した10年余り前は全く認知されていませんでした。

整形外科や神経内科に行っても「気のせい」とか「精神的なストレス」とか言われてしまいました。

私は長い間、自分の練習の仕方が悪かったとか、元々の指の質が悪かったのかとか、

とても悩みました。でもピアノを弾く事はやめられず、奏法を変えたり、

動きの悪くなった指を極力使わない曲を選び、演奏を続けてきました。


親しい友人や先生にも、何故か指の故障の事を打ち明けるのは憚られ、

ずっと独りで不自由な指を抱えてきたのです。


自分がフォーカルジストニアだと気付いたのは、ほんの数年前の事です。

特別有効な治療法が無い事、でもどうやらリハビリが有効である事、

脳から出る指令がこんがらかっているらしいと言う事。

そして同じ病に悩んでいる音楽家が、沢山いると言う事を知って、

気持ちがとても楽になりました。


フォーカルジストニアに関する本を読んだり、自己流リハビリを続けたり

同じような症状に悩む音楽家たちの集まりに出掛けたりしているうちに

私の症状はかなり良くなってきました。

症状のぶり返しが起こった時には落ち込んでしまう事もありましたが

ジストニアを克服されたピアニストの方に励まして頂いたりして

とても気持ちが救われました。


私もまだまだ症状が完全に回復した訳ではありませんが、

リハビリをした事によって指の感覚が鋭くなった気がするし、

脱力の事なども深く知る事が出来ました。

それがレッスンにも役だっていると思います。


同じ悩みを持つ方の役に立てたらいいなと考えています。

フォーカルジストニアのリハビリで悩んでいる方、お気軽にご相談下さいね。