この記事は個人的な意見、感想をまとめたものです。
寛容なお気持ちで受け止めて下さる方のみお進み下さい。
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プリシラとは直接関係の無い話なんですが。。。
という記事を書いた後、では日本ではどうなんだ?と書こうと
温めていたところこのような記事が上がりました。
朝日デジタル 2/3
翌日、朝日新聞の夕刊にも大きく取り上げられました。
このニュースもまた、当時はそれほど大きく取り上げていなかったように思います。
アメリカのあの事件や、自殺を食い止めるための取り組みなどが
日本では取り上げられなかったのは
『寝た子は起こすな』的にふるいにかけられたのではないかと。
この方のケースも『同性愛』をカミングアウトしたことと
不当解雇の件は関係ないとしています。
日本には『同性愛いじめ』が原因での自殺は無いと?
隠しているだけ、言えないだけなんじゃないの?
150万円を加害者に渡したのは、いじめを回避するためだから
その時点ではいじめと認められないとか、
そういうのと同じ感覚を感じませんか。
今回のこの記事も今だからこそ出せた記事なんじゃないのか。
聞けば、2020年のオリンピックに向けて
LGBT対応を整えなければならないそうです。
オリンピック憲章にも盛り込まれているので
とりあえず大急ぎで、取り組まなくてはならないのね。
(体裁を整えるだけでも)
一般社団法人日本スポ―ツ法支援・研究センター
そういえば去年のこれ、とても盛り上がったそうですね。
プリシラのパフォーマンスもあったのよね~。
動画をアップしてくださってました。
(貼っていいか分からないのでリンクで飛んでください。)
只思うのは。。。こういうイベントでは盛り上がるし
手を振ったりして、そのばでの応援は出来るし
政府主導の掛け声で、一応の流れを作ったり
と、色々あっても。。。
実際、普段の生活ではどうなんだろう?といえば。
凄く大雑把な言い方ではあるけど
私たちは『女装して楽しませてくれる人しか認知してないのではないか』と
思えます。
意識の低さったら
『同性愛疑惑』なんて、軽々しくSNSで発言を見るぐらいのもんです。
疑惑だなんて、悪いことみたいに取り上げる、その意識は
人前に立つ人間のすべきことじゃないと思う。
どんなに若くても。
運動は盛り上がってもLGBT法案はなかなか前に進まないというし
そんな中でせめて、理解しようという姿勢が、一人ひとりに必要なんじゃないかな。
もちろん、こういった動きで少しでも前進できることも
素晴らしいことだと思います。
たまたまオリンピックがあるからという理由づけにしても。
隣にいる人が、そうかもしれない、その場合に
人権に配慮した付き合いを出来るように。
度々、話題にしているドラマgleeのシーズン2 第4話を
この記事を読んで、思い返しています。
「最強デュエット歌作戦!」(DUETS)
デュエットに取り組む課題を出されたグリー部員たちはそれぞれに
パートナーを決めていくが、ゲイのカートはなかなか決まらない。
彼は女性として歌いたいのが受け入れられなかったり
彼と組むことでゲイだと思われるのでは、と言われたり。。。
結局、自分自身とデュエットするという選択をする。
右半身は女性。左半身は男性といういでたちで。。。
(ちなみにこの曲は『Victor / Victoria』の中の1曲。
ヒロインは仕事を得るためにゲイの歌手のふりをしているという設定)
そのパフォーマンスの後、一人孤独をかみしめるカート(右)に
レイチェル(左 このドラマのヒロイン)が話しかける。
「あなたのことは良く分からないけど
でも、あなたのことは大好きよ」と。
大事なのは『理解しようとすること』
『理解できなくても思いやりの気持ちを持つこと』
このシーンでしみじみと感じました。
人間、誰だって人のことはわからない。
他人に限らず、家族でも親子でも。
自分のことだって理解して受け入れているかと言えば。。。
自分はこんな人間だったのか、と驚くことも有ります。
だからスタンスの違う人を分からないのは当然、
その分からなさを拒否感に変えてしまわないように
お互いに、配慮するのが大事。
相手が誰であっても、同じことだと。。
プリシラに直接関係の無い話ですが
あの舞台の世界と相通じることだと思います。