この記事は1ファンが個人的感想をまとめたものです。
 広い心で温かく受け止めてくださる方のみ、お進み下さい。
 
 
 注意   注意   注意   注意   注意   注意   注意   注意   注意 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  私の気づいた映画とミュージカルの違いを書きたいと思います。
  あくまで個人的感想なのではてなマークというところは
  お見逃しください。
 
 
           アダムの性格  

 

           ミュージカルでは幼少時の性的虐待で心に傷を持つ設定。
 
           映画版では、すでに乗り越えた感があります。
           そうふるまっているだけかもしれないけど。
           父親にした仕返しを楽しくしゃべるアダム。
           ティックと二人での下品な笑い方、大好きドキドキ
           (日本版ティックもこれぐらいはじけて欲しかったな。
           そしたら悩みぬくところとの落差で

           重みがついたとと思う。)
 
           ミュージカルでの話、BDWY版の選曲が
           オーストラリア版から大幅に変更されているのは
           アダムの基本設定によるもの、とみました。
           すっごく濃く長くなるので別記事にします。
 
           最終的にミュージカル版のアダムは成長した感
           素直になった感がありますが
           映画のアダムは、ホテルに残ると決めたバーナデットに対し
           「ダサい」とか言い捨て
           おまけにベンジーにまで『ラルフ~~!』と呼ばせるという
           最後までホントにウザイやつ。(笑)
           きっと、これが彼なりの愛情表現なんでしょう。
           改まって、色々いうのが照れくさいの。。。はてなマーク
           ほんと、クソガキだな(笑)
        
           ベンジーに「ラルフ」と呼ばれたあとのバーナデットの表情が
           先ほどまで、不安と期待に揺れる風情あるマダムだったのに
           いきなり怒りに燃える表情に(笑)
           しかも男っぽい目
           可哀想~~だけど笑えます。
 
  


           3人の関係   

 

           それぞれに悩みを抱えた3人、映画では
           バーナデットも自分の不安でいっぱいのよう。
           それぞれの思いを抱えて、それぞれに行動する、
           砂漠でのシーン。
           命がけで助けを求めに行くバーナデット
           衣装を着けてショーの振り付けを考えるティック
           バスをピンクに塗るアダム。
           ミュージカル的には、このバラバラ感は絵にならないかも。
           せっかく来てくれた人たちが逃げてしまうのには受けます笑い泣き
 
           ミュージカルではでバスを塗り替えが3人の共同作業に。
           BDWY版ではメッセージ性が更に高まったと思います。
           このあたりの変更についても、考察してみました。
           別記事にします。
 
 
          ボブとシンシアの関係

 

          日本版では『籍は入ってなかった』と説明するボブ。 
          あからさまに浮かれ始めるバーナデットが可愛かったですね。
 
          でも、映画では。
          
          『Marriage Contact』という書類を届出ずみ。
          婚姻契約書、と字幕では出ています。
 

          

          酔っぱらたボブは勢いでサインしたって風。
   
          シンシアの欄にはフィリピン人、とありまして
          それも、もしかしたら匂わせているのかも。
 
          この単語を調べてたら
          『フィリピン人と結婚離婚の際に必要な手続き』などが
          わんさかヒットしました。     

          これだけで婚姻が成立するのかも、良く分かりませんが

          そこは置いといて、

          フィリピンの法律では離婚は認められてないとか?          
 
          『なんで連れて帰ったの?』とバーナデットに聞かれ
          『女房だからな』と答えるボブ。
 
          腐れ縁が見え隠れするシチュエーションです。
 
          何度もシンシアが出て行くようなことが以前からあり
          ほとぼりが冷めるとまた帰ってくる、を繰り返してるとかね。          
 
          最後にバーナデットと二人、ホテルに残るシーンの
          絶妙な切なさ。
 
          今後、二人の関係がどうなるのかはてなマーク
          バスの中でユダヤの結婚式の音楽で
          さんざん、冷やかされていたけど
          ボブには鎖がついてるんだよね。
 
          どっちみちこの映画が製作されたころには
          同性婚はどこの国でもあり得なかったわけだけど。。。
          
          ちなみに2004年の法改正により
          オーストラリアでは現在も同性婚は違法だそうです。
 
          州レベルでは。。。

          パートナーシップを承認したり
          パートナー法が成立している州は多いそうですが。
       
          ところで、DVDを細かく見返していて気づいたビックリマーク
          例のピンポンショーの始まるシーン、
          シンシアがかけるカセットテープには
          カタカナで「シンデヤ」とデカデカと書いてありました。目
          「シンデヤ」(笑)
 
          



           もしかして日系のフィリッピーナはてなマーク
 
 
         取り留めなくなりましたが、まずはここまで。
         気の付いたことがあれば加筆するかもです。