少しずつ日常へ。でも給湯器はまだ直らない【水害記録④】 | 韓ドラ迷子を救いたい 韓ドラのソムリエ

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前回は、床下を乾かしながら、エアコンや全館空調が復旧し、レンタカーを借りたり、家の掃除を続けたりしながら、少しずつ生活を立て直していったところまで書きました。
 
被災直後のような切迫感は、少しずつなくなってきました。
 
でも、生活が元通りになったわけではありません。
 
家の修理はこれから。
 
お風呂はまだ家で入れない。
 
車もない。
 
被災したものの片づけも続いている。
 
そんな中で、ひとつずつ「決まること」が増えてきました。
 

8月21日 次の車を契約 

 
前日、友人に付き添ってもらって、いくつか車の下見をしていました。
 
この日は、連休明けのホンダの中古車販売店へ、仕事を休めた夫と一緒に行きました。
 
営業の方に声をかけ、目をつけていたN-BOXを一通り確認。
 
そして、すぐに決めました。
 
前日の下見で他社の車とも比較できていたので、ほとんど迷わず即決です。
 
以前乗っていた車もN-BOX。
 
今回、水没して廃車になってしまいましたが、使い勝手はとても気に入っていました。
 
とはいえ、
 
「絶対にまたN-BOXがいい」
 
と決めていたわけではありません。
 
とにかく今回は、納車の早さが重要。
 
ダイハツのタントも見ましたし、ほかの候補も検討しました。
 
でも、じっくり比較して、
 
オプションを考えて、
 
という余裕はありません。
 
「ちゃんとした車で、なるべく早く納車できる」
 
それが最優先でした。
とはいえ、結局またN-BOXに戻ってきたのは、水害前に使い慣れていたものを取り戻したいという意識の表れかもしれません。
 
車が決まっただけでも、かなり気持ちが楽になりました。
 

8月22日 エアコン用のコンセント工事 

 
この日は、以前から助けてくれている電気屋さんが、また来てくれました。
 
新しく取り付けたエアコン用のコンセントを設置してもらいました。
 
水害直後には、漏電が怖くて1階の電気を止めていた我が家。
 
そこから点検と修理をしてもらい、使える場所が増え、エアコンも設置されました。
 
電気が普通に使えること。
 
エアコンが動くこと。
 
災害前なら当たり前だったことが、ものすごくありがたく感じます。
 

ご近所の車もレッカーへ 

 
この地域では、うちだけでなく、たくさんの車が水に浸かりました。
 
どうにもならず、路上に置かれたままの車。
 
それぞれの家の駐車場で、故障して動かなくなったマイカー。
 
レンタカーを借りてきても置くスペースがなく、歩道ギリギリに寄せて停めるしかないこともあり、不便な状態が続いていました。
 
そんな中、この日は、お隣のお宅の水没した車2台がレッカーで運ばれていきました。
 
お隣の駐車スペースが一か所空いたので、しばらく使わせてもらえることになりました。
 
こういうちょっとした助けが、本当にありがたい。
 
我が家の車のレッカーが来たのは、その2日後でした。
 
ただ、その日に持っていってもらえたのは1台だけ。
 
もう1台が片づいたのは、さらに1週間後です。
 
被災した車が多く、レッカーも足りていません。
 
こちらは辛抱強く、順番を待つしかありませんでした。
 

8月24日 仕事へ戻る 

 
この日から、私も職場復帰しました。
 
家はまだ復旧途中。
 
給湯器も使えない。
 
いろいろな手続きも終わっていない。
 
それでも、仕事は始まります。
 
災害が起きたからといって、生活のすべてが止まってくれるわけではありません。
 
仕事に行き、
 
帰ってきたら家のことを考える。
 
業者から連絡があれば対応する。
 
保険会社にも連絡する。
 
必要なものを買う。
 
そんなふうに、普段の生活と復旧作業が、だんだん並行するようになってきました。
 
ある意味、
 
「災害対応だけしていればいい時期」
 
から、
 
「普段の生活をしながら復旧する時期」
 
に入ったのだと思います。
 
これはこれで、なかなか忙しい。
 

お隣の給湯器が直った 

 
そんな中、お隣のお宅から、
 
「給湯器とエアコンが直った」
 
という話を聞きました。
 
同じように浸水した家です。
 
それを聞いて、
 
「え、じゃあ、うちのエコキュートも直るかもしれない?」
 
と、急に希望が出てきました。
 
以前、メーカーの点検会社から電話をもらったときには、
 
「浸水状況から考えると、使えない可能性が高い」
 
と言われていました。
 
それを聞いて、
 
「どうせ壊れているなら、点検しても仕方ないかな」
 
と、一度は点検を断ってしまっていました。
 
でも、お隣が直ったと聞けば話は別です。
 
もしかしたら、うちも。
 
そんな期待が出てきます。
 

結局、エコキュートは…… 

 
その後、改めてサービスマンに来てもらいました。
 
結果は、
 
「修理は難しい。やはり使えない」
 
という判定でした。
 
残念。
 
期待してしまった分、ちょっとがっかりです。
 
これで、給湯器は交換することに決定です。
 
今回わかったのは、
 
水に浸かった家電や設備が、全部ダメになるわけではない。
 
でも、
 
乾かせば全部復活するわけでもない。
 
ということです。
 
我が家では、全館空調の室外機も水に浸かりましたが、数日間しっかり乾かしたことで復活しました。
 
一方、エコキュートはダメでした。
正直、直る直らないは、メーカーによる差もある気がしてます。
買うときはそんなこと1ミリも考えなかったですが。
 
そして、「直るもの」はもちろんありがたいのですが、直らないものについても、きちんと「修理不能」であることを証明してもらうことが大切です。
 
被災した設備の買い替えについて、自治体から支援を受けられる場合があるからです。
 
今回、我が家のエコキュートについては、罹災証明書とメーカーが発行する修理不能証明書を使って、買い替え支援の申請をする予定です。
 
被災状況によって支援の上限額は変わりますが、我が家の場合は、エコキュートの買い替え費用は支援の範囲に収まりそうです。
 
9月3日時点で、まだ家ではお湯を使えていません。
 
でも、もう少しの辛抱です。