病状回復しながら冷静に注視しても、彼女は仕事も早いし、テキパキ度は群を抜いて優れていた。やるべき事を淡々とこなしている。私が、麻酔が完全に溶けてなかったであろう私が綴る憤る感情は理解しないだろうな。むしろ、言われなき苦情と反論反撃するアイテムは持ち合わせているだろうと容易に察する。周囲からは仕事が早く的確と評されているかもしれない。現に看護師B Aの顔色を常に伺っているように見えた。



彼女自身気付いたでたであろう。私が他の看護師さんに接するのとは全く違う冷淡な対応を取りながらも、感情のない「ありがとうございます」を必要以上に口にしていたことを。

名前を確認しようと胸の名札を注視すると、必ず裏返っていた。