Dr.dorothy ドロシーの心と身体に役立つブログ

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猫が大好きな救急女医が心と身体の健康を目指すコーナー
Dr.dorothy in JAPAN

 

 TODAY'S
 
救急現場は野戦化している発熱 救急要請件数が増加傾向

 

 最近の救急搬送を見ると発熱患者が半数以上です。

 

発熱患者を受け入れない病院が存在するために、ある一定の病院に発熱救急患者が集中している現実がある!

コロナ感染は5類に引き下がっているため本来はインフルエンザと同じ扱いのはずが・・・

受け入れが難しい病院が多い、というのが医療現場の現実です。

また、受け入れに柔軟な病院に集中してしまうため、今度はその病院の患者数が多くなり入院病床がない!といった状況に陥ってます。

 

高齢者や基礎疾患ありのコロナ感染者は重症化しやすい

コロナ感染が5類に引き下がっていても、高齢者や基礎疾患ある人のコロナ肺炎は重症化している人も存在します。

しかし、軽症が多くを占めている現在、救急車要請の発熱患者の搬送病院に苦慮しているのが、現場の救急隊です。

 


最近の救急搬送症例をみてみると、高齢者で、本人の発熱訴えはないが、転倒といったコロナとは関係なさそうな状態での救急搬送患者のコロナ陽性者が増加している‼️

転倒で救急搬送されたはずなのに‥

来てみたら発熱あり、コロナ感染確認すると陽性であるパターンが増加中。

コロナ病床は限られているため、コロナ要請であると、対応病床が無いと転院病院を探す必要があります。

 

コロナ陽性の患者さんの転院先を探すのも難しくなっている。


コロナ患者さんも軽症から重症まで症状の重症度は多岐にわたります。
救急指定病院は互いに協力しあって軽症、中等症、重症と適応病院での受け入れをしていく必要があります。


高齢者の転倒や、コロナを疑わないような症状でも、実はコロナ感染している件数が増加しています。


熱中症による意識障害疑いでの救急搬送だったが‥実はコロナ感染による発熱だった…


    

コロナ感染が爆発的に再燃してます。
皆さん…もう一度、初心に戻り感染対策に努めましょう!