【テーマ・こくご】
お茶を一服できたのは
ここまでお水を運んでくれたから
蛇口をひねる腕に力があったから
つまみを回せば火がついてくれたから
火がお湯を沸かしてくれたから
急須と湯呑みに出会えたから
湯呑みを口元に運ぶ手があったから
ふうふうできる肺活量があったから
受け止めるくちびるがあったから
茶葉を買うだけの小銭があったから
お店が見やすく並べてくれたから
立ち止まって買う勇気があったから
いい香りが漂っていてくれたから
茶葉を畑で育ててくれたから
そんな仕事をしてくれる人がいたから
雨と風がたくさん注いでくれたから
ぽかぽかお日さまが照らしてくれたから
地球が回って季節が巡るから
重力がしっかり地球をつかまえてくれたから
バクテリアが酸素を生んでくれたから
絶滅しながら命を繋いでくれたから
お茶を一服できたのは
朝目覚めて生きていたから
目覚めの前に眠っていたから
眠っているときも眠るその前も
いまと同じように生きていたから
今日この瞬間まで
死ぬことなく生きてきたから
いまこの瞬間を
死なずに生きていられるから
お茶を一服できたのは
ここまでお水を運んでくれたから
蛇口をひねる腕に力があったから
つまみを回せば火がついてくれたから
火がお湯を沸かしてくれたから
急須と湯呑みに出会えたから
湯呑みを口元に運ぶ手があったから
ふうふうできる肺活量があったから
受け止めるくちびるがあったから
茶葉を買うだけの小銭があったから
お店が見やすく並べてくれたから
立ち止まって買う勇気があったから
いい香りが漂っていてくれたから
茶葉を畑で育ててくれたから
そんな仕事をしてくれる人がいたから
雨と風がたくさん注いでくれたから
ぽかぽかお日さまが照らしてくれたから
地球が回って季節が巡るから
重力がしっかり地球をつかまえてくれたから
バクテリアが酸素を生んでくれたから
絶滅しながら命を繋いでくれたから
お茶を一服できたのは
朝目覚めて生きていたから
目覚めの前に眠っていたから
眠っているときも眠るその前も
いまと同じように生きていたから
今日この瞬間まで
死ぬことなく生きてきたから
いまこの瞬間を
死なずに生きていられるから