【テーマ・おんがく】



他愛ない会話のなかでのことですが
少し前にある約束をしてもらいました。

ある曲を聴いているときに
そばにいた娘にわたしは何気なく

「これは天上の音楽だと思うんだ。
これを聴いてると天国に行けそうな気がする。」

と話しました。

娘は

「いやいや、今それはヤバいでしょ。」

と苦笑いしながらも
わたしに思いもよらない提案を
してくれました。

それは

わたしの今際の際には
この曲をかけてくれるというもの。


「題名覚えていられるかなあ」と
言っていましたが

わたしはわたしの死に目に立ち会い
わたしが天国に行けることを
願ってくれている娘の姿を想像しながら

ああ、どうか
その通りになりますように

その約束を果たすことができますように

そう願って
あったかい気持ちになりました。