夜半にその許に往きて"友よ、我に
三つのパンを貸せ。わが友、旅より
来たりしに、之に供うべき物なし"
と言う時、かれ内より答えて
"われを煩わすな、戸ははや閉じ、
子らは我と共に臥所にあり、起ちて
与え難し"という事ありとも、われ
汝らに告ぐ、友なるによりては起ち
て与えねど、求めの切なるにより、
起きて其の要する程のものを与えん。
われ汝らに告ぐ、
求めよ、さらば与えられん。
尋ねよ、さらば見出さん。
門を叩け、さらば開かれん。
すべて求むる者は得、
尋ねる者は見出し、
門を叩く者は開かるるなり。
汝等のうち父たる者、たれか
其の子、魚を求めんに、
魚の代わりに蛇を与え、
卵を求めんに蠍を与えんや。
さらば汝ら悪しき者ながら
善き賜物をその子らに与うる
を知る。まして天の父は
求むる者に聖霊を賜わざらんや