「千原兄弟」千原せいじ氏
 

以下東スポwebより引用↓


 お笑いコンビ「千原兄弟」千原せいじが18日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。世襲議員にまつわる〝あるある〟を披露した。


 番組では自民党の二階俊博元幹事長の三男・伸康氏が次期衆議院に新・和歌山2区から出馬する意向を表明したニュースを紹介。伸康氏が二階氏の選挙地盤を継ぐことに「すごい鈍感力」「そんなアホな話ある?」「イメージがよくないですよね」という批判的な声があるという。


 このニュースにせいじは「ほんまに皆さん言うてるように、イメージはよくないですよね」と苦笑い。続けて「ほんで誰とは言いませんが、何度か政治家の方の、国会議員の方の息子さんとかとお店で一緒になったりとかあるんですけど、皆さんほぼほぼの人、まあまあ行儀悪いですよ」と告発した。

 これを聞いたMCの石井亮次アナが「あ、そう。世襲政治家はお店で行儀悪い?」と聞き返すと、せいじは「行儀悪いですねえ。一人の方は、僕の友達のお店、出禁になってました。『もう二度と来んといてください』みたいな感じになってる方もおられましたし、なかなかですよね。この方(伸康氏)がそうとかじゃないですよ。僕のイメージです。数少ない中のデータです」と具体例を挙げた。

 さらに「僕、居酒屋とかやってた時期あるんですけど、その時に言われたのは『先生と呼ばれる方が常連になるお店は潰れる』と。これは〝水商売あるある〟です」とニヤリ。

 橋下徹氏が「弁護士も?」と驚くと、せいじは「はい。弁護士も含め先生という人と…すいません、テレビマンたちが集うところは」と打ち明けていた。

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 自分も高校時代に地元の自民党県議会議員の息子と同窓だったが非常に傲慢で父親の権力を傘に着てやりたい放題、先生も忖度で県会議員の息子を褒めそやしている状態だった。政治家や富裕層の子息などその程度の人間だ。問題はそういった家柄だけが取り柄の体たらくな人間に権力が渡る事だ。現在政権与党の自民党は国政政党の中で最も世襲政治家の割合が多い。そうなると必然的に家柄が取り柄のボンボンが出てくる。

【麻生太郎の例】
麻生太郎副首相

麻生太郎の曽祖父 牧野伸顕元外務大臣
 
 第92代首相で自民党副総裁の麻生太郎は正にその家柄だけが取り柄の典型例だ。天皇家の遠戚で藤原氏と源氏の血を引き、曽祖父は昭和天皇の家庭教師で外務大臣や農業大臣を務めた牧野伸顕、祖父は第45〜51代首相の吉田茂、父は衆院議員の麻生太賀吉というサラブレッドの一族だ。

 その為か麻生太郎は門閥血統思想と差別思想の塊のような男だった。首相時代には必死に働く国民に対し「下々(しもじも)の皆さん」と挨拶して激しい非難を受けた。

 また同和地区出身の野中衆院議員(自民党)は麻生氏が同和地区出身者や在日朝鮮人出身者に対し差別感情を抱いていたと在日朝鮮人市民活動家の辛 淑玉(シン・スゴ)との共著で述べている。

 これだけ自国民を見下し差別発言も繰り返しているのだからさぞかし麻生副総裁は立派な政治をしたのかといえばそうでもない。なにせ彼は首相時代、カップヌードルの値段さえ知らなかった世間知らずのボンボンだからだ。在日朝鮮人や同和地区出身者への過激な発言や中国、韓国、北朝鮮への強硬姿勢がネトウヨ(ネット右翼)から評価されネトウヨから神のように崇められていたが所詮(しょせん)井の中の蛙に過ぎず政権交代を招き1年未満で退陣する程度の実力しか無かった。

 
 家柄だけが取り柄の世襲議員は麻生に限った話ではない。なにせ日本は世界4位の世襲政治家国家だからだ。そして自民党の55%が世襲政治家と言われている。

 現在自民党の中核を占めている政治家の内、岸田文雄首相は3代世襲、河野太郎と小泉進次郎と岸信千世は4代世襲、自民党内非主流派で反執行部派の石破茂や野田聖子でさえ2代世襲という有り様だ。

 生まれながらに権力者の一族に生まれ、社会的弱者を見下すよう教育され国民を下僕(しもべ)としか考えられない家柄だけが取り柄の自民党世襲政治家にこれ以上国政を任せて良いのだろうか?世襲政治家を選ぶ選挙が果たして真に民主主義的な選挙と言えるのか?我々有権者は、衆院選までに誰に票を入れるか熟考しなければならない。