今月10日開催された岸田首相とバイデン大統領きよる日米首脳会談は、いつも通りの対米従属の朝貢外交を内外に知らしめるだけの結果に終わった。首脳会談中、岸田は呆れる程米大統領の顔色を伺っていた。その姿勢が暗示する様に日米首脳会談の内容は米軍と自衛隊の協力統合、米国的価値観の一方的受け入れ、反露反中の群狼外交の強要など米国の要望をまるで家臣の様に全て受け入れるという物だった。しかし岸田は何をどう勘違いしたのか記者団に自身のを外交的成果をアピールしていた。


岸田とバイデン米大統領

 問題は翌日11日に開催された岸田の米議会表敬演説での事だ。岸田が歴代首相同様、米国への忠誠心をアピールするような売国奴的な演説をした後、米議会中から拍手喝采の嵐が巻き起こった。

米議会で演説する岸田

 拍手が相当気持ち良かったのか岸田は厚かましくも「日本の国会でこれほど素敵な拍手を受ける事は無い」などというふざけた妄言を吐き散らした。私は思った。国民や国益の事を一切考えず自分の利益と米国の顔色伺いの事しか頭に無い自民党の汚職売国政治家共になぜ拍手など送らなければならないのだと。中でも何の功績も残さず民衆を不況に追い込み一方で自身と一族は賄賂や裏金で懐を肥やし自身の反対者を名誉毀損で逮捕し国民の税金を外国に貢ぐ汚職売国独裁集団自民党の頭目である岸田になぜ岸田政権に苦しめられている日本国民の代表機関である議会が拍手を送らなければならないのか?せめて己の行いを正してから言う事を言え!
 
 一方今回の岸田の国会侮辱とも取れる発言にたいする野党議員らは、国民を代弁し厳しく批判してくれた。

最大野党「立憲民主党」代表の泉健太氏

 最大野党「立憲民主党」の泉健太代表は、「自業自得だ。国内政治では国民を無視し、自民党の腐った状態を変えないのだから拍手を受ける訳が無い」と自民党と岸田を痛烈に非難した。同じく立憲の安住淳国対委員長も自民党の裏金汚職問題を絡め「政治改革や疑惑追及でリーダーシップを取ってくれれば、私共は喜んで拍手を送りたい」と記者団に語った。