市民団体「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」

 自衛隊の靖国神社への集団参拝が現在問題視されている。宮古島を拠点に活動する市民団体「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」は20日、市内で記者会見を開き自衛隊の靖国神社集団参拝の即時停止を求めた。

靖国神社へ公用車を使い参拝した小林弘樹陸自副幕僚長

 市民団体の共同代表の上里清美さん(68)は、「宮古島陸自警備隊長が指揮し、組織的に参拝を強要するのはクリスチャンの隊員がいるかもしれず、信教の自由の侵害だ。戦死者を英霊にしたて侵略戦争を美化する大日本帝国帝国軍と変わらない。そこが怖い」と批判。

 上川樹市議は、「最近は、陸自が平気で憲法違反内部通達違反をする。文民統制(民主的選挙によって選ばれた文民が軍人を統御する法)が効いていない。極限になれば軍事クーデターになる。防衛省は該当者をちゃんと調査し処罰すべき」と文民統制の緩みによる軍事クーデターを危惧した。

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