能登半島地震騒動によりあまり報道されていないが市民野党と検察の奮闘により13年の自民党長期一党独裁政権下の悪行が次々と白日の下に晒されはじめ自民党議員らがその裁きをうけている。
12月柿沢法務副大臣逮捕起訴
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公職選挙法違反容疑で12月28日に逮捕起訴された柿沢氏
真っ先に逮捕起訴されたのが岸田内閣で法務副大臣を努めていた柿沢未途容疑者だ。
彼は江東区長選挙に介入し票の買収工作などに関与したとして公職選挙法違反及び買収の疑いで12月28日に秘書3名と共に逮捕起訴された。
故安倍元総理の盟友も逮捕起訴
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収支報告書不記載及び裏金汚職で逮捕された池田佳隆氏
1月9日には自民党(安倍派)所属の衆院議員で故安倍元総理の盟友とされる池田佳隆氏が収支報告書不記載及び裏金汚職で逮捕された。
更に岐阜県の「領主」も起訴
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収支報告書不記載により起訴された大野泰正参院議員
更に検察は、自民党(安倍派)の大物で参院議員の大野泰正氏を収支報告書不記載及び裏金と派閥関連の疑惑で起訴した。
大野容疑者は、自民党へ離党届けを出したものの容疑自体は否認しており議員職も辞職しないとしているが逮捕は間近だ。
大野容疑者は、岐阜県選出の大物参院議員で大野容疑者の父は、岐阜県参院議員で運輸大臣、労働大臣を務めた大野明氏、祖父は岐阜県衆院議員で「岐阜県の帝王」と呼ばれた大野伴睦氏だ。
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大野容疑者の祖父 大野伴睦岐阜衆院議員
こういった経緯から岐阜県では大野家が地盤や要職を世襲しており一部の反対派からは「大野共和国」「岐阜県の領主」などとも呼ばれていたがその陳腐な栄華もどうやら3代で終わりそうだ。
故安倍元総理の老臣も略式起訴
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略式起訴された谷川弥一容疑者
自民党(安倍派)所属議員で安倍元総理の老臣ともいえる谷川弥一議員も政治資金不記載及び約4000万えん規模の裏金不正受領の容疑に問われていたが本人が素直に容疑を認めた事と高齢を理由に略式起訴に留められた。
能登半島地震や令和新選組の山本太郎代表の被災地訪問をネトウヨやマスコミが叩いている間にもこれだけの自民党議員らが逮捕起訴されている。
それにしても検察の質が格段に上がっている。確かに塩屋座長ら安倍派五人衆や岸田派のドンである岸田総理、二階派や二階幹事長らは、逮捕や起訴が出来ていないとはいえこれだけの現職議員を、不逮捕特権という特恵措置がある国会議員を逮捕起訴にまで追い込めたのはなかなかである。
検察は、桜を見る会関連疑惑では明らかに黒だった故安倍元総理を結局不起訴処分としていたし黒川騒動のように与党自民党との癒着があると思っていたので正直驚いている。
岸田総理は、自民党の有力三大派閥である安倍派(清和会)と岸田派(宏池会)と二階派(志公会)の解散で火消しに走る構えだがまだまだ追及の手を緩めてはならない。
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記者会見に望む小池書記局長
野党共産党の小池書記局長は、「岸田総理は派閥の解散ではなく裏金汚職の説明責任をしっかり果たすべき」と手厳しく注文をつけた。