モノづくり:江戸切子(2011改訂版) | ペネロペのブログ
我が国のカットグラスは、正倉院にある
「白瑠璃碗」をはじめ、古代に属するものは
何れも舶来のもので、日本人の手によって製作
された歴史はずっと新しく、近世に入ってから
のことです。天保5年(1834)加賀屋久兵衛が、
江戸大伝馬町で金剛砂を用いてガラスを彫刻し、
切子細工の工夫をしたと伝えられる。これが
我が国におけるカットグラスの始まりです。
未だ鎖国下の我が国ではあったが、オランダとの
貿易によって、カットグラスが輸入され、加賀屋の
製品にもその意匠にヨーロッパの影響を受けたものが
多く見られます。



