大山祇神

今多くの方がせわしなく動いているようだが

それも活気があってよかろう。

人は大きな節目において、

自分でも気づかぬうちに、

大きくエネルギーを動かしていることになる。

新年を迎えるにあたり、もちろんその新たに進むエネルギーも動くのであるから、

そこをうまく活用しながら、

歩んでいくがよかろう。

私は大山祇命。

そなたとも、ご縁が深い。

木花咲耶姫と共に見守るこの大地は、

日本のものだけではなく、

これから世界各国へ、

この礎が広がり、拡大していくこととなる。

それだけ、あなた方は、
日常的に、

ここの大地を踏み締め、

存在していることの重要性を感じ得てほしい。

ここ、富士が連なる大地。

後光ががさすと言われている所以も大事にしていくがよい。

松と海とこの富士は、古き時代から豊かさの象徴である。

この光景を目に焼き付け、

いつでも
己の土台にしていただけたら、

どの方でも、ここの磁場と繋がることができよう。

私は大山祇命。この富士を永きに渡り見守り、そしてそれはこれからも続いてゆく。

全ては、人類が住みやすい環境であるために。

そして、
各々の中の神聖さが保たれていくために。

私は今もここに存在する。


大山祇命