そんなに驚くこともあるまい

私はあなたの過去世の1人です。

私は野山を整備し、長年見守っていたものです。

私には家庭がありました。

しかし、その家庭は残酷そのもので、

私の大切な家族は、ある晩、私が留守にした時に、

一家は全滅してしまいました。

人も家畜も、全ての命が一瞬にして、奪われてしまったのです。

私のこの悲しみは、もう言葉にならないほどで、

私は、長年の孤独と怒りに満ちた後世を送ったのです。

私の人生は、最期は、自ら命を絶ってしまいました。

あまりにも、辛すぎたからです。


あなたが、今感じたどうにもならない怒り
湧き上がる怒り
怒り狂うくらいの感情は、

恐らく、私のものでしょう。

あの世にいっても、長年持ち続けていて、とても苦しく、どうにもならなかったこの深い思いに、

あなたは、光りをあててくださり、

浄化してくださいました。

なんと、お詫びと感謝を申し上げればよいか。

本当に、本当にありがとうございます。


辛くて、苦しくて、

どうにもならなかったこの心に、

ほんの少し、光りが差し込んだように思います。

私にも希望が見えてきました。

本当にありがとうございます。

長年のどうにもならない苦しみが、
少し癒えたようにも感じます。

心より感謝いたします。


あなたの過去世として、
私も微力ながら、

あなたの幸せを祈れるくらいの気持ちもでてきそうです。

本当にありがとうございます。

救いの光りをありがとうございました。



本当にありがとう。あなたには、心から感謝しています。

私はこのどうにもならない悲しみを、長年抱えたまま存在していました。

家族を守りたかったけど、守れなかった辛さ、罪悪感は、
私をこの世に存在してはいけないと自分の存在さえも、否定し、
苦しみました。

大切な家族を失った悲しみだけでなく、

あなたが先ほど感じられたように、
大きな怒りの感情が私を大きく苦しめました。

自分では、どうにもできなかった。

生きる喜びも何も感じることができなくなり、

私は命を断ちましたが、

その苦しみは、永遠に色濃く残っており、

あなた様にも、ご迷惑をおかけしましたね。

それでも、あなたさまは、持ち前の頑張りで、

なんとか乗り越えながら、生きてこられ、

頭が下がる思いでおります。

そして、
これからは、

そこを乗り越えた先の、

自分の喜びの人生を歩んでいこうとされている。

その姿は、

私の心をどんなにか、癒し、安らぎを与えてくれるだろうか。

心より感謝いたします。

あなた様が、これから先、あなたらしく生き、輝いていく姿を、

私は、過去世の1人として、

大変、幸せなことであり、

楽しみにしております。

なんだか、過酷だった私の人生が、

あなたのおかげで、
色付いていくようだよ。

本当にありがとう。

(2023/06/24)