宙組でエリザベートをするということが発表されたとき、私は思った。


まあ様のトートも、
みりおんのシシィも、
ゆりかのフランツも、
あいちゃんのルキーニも、

正直どれもイメージじゃないなって。


でも、観劇してみて思った。

確かに今までのエリザベートの雰囲気とは違う。


だが、そこがいい!


※以下、ネタバレ含みます。



☆トート(朝夏まなと)


私の知ってるトート閣下ではありませんでした。

なんというか……黄泉の帝王らしい威厳みたいなものが、あまり感じられないというか。


そう、どっちかというと、

「おてんばな幼なじみに恋してて、

でも彼女は鈍感だから気づいてくれず他の男の子と付き合っちゃって、

「あいつはヘタレでマザコンだから、やめとけって!」という忠告も無視されちゃうけど、

最終的には彼女が「ずっと一緒にいたからわかんなかったけど、やっぱりアナタが一番かも☆」ということに気づいてくれて、

二人結ばれてハッピーエンド」

みたいなキャラだったんだよ!

(長い)


まあ端的に言って、少女漫画の王道を行く幼なじみキャラでした←


つまり何が言いたいかっていうと、

萌える!!!

の一言です←←


特に萌えたのが、少女シシィを現世に送り返したところのまあ様トートですね。


「確かにそこにいるわ、あなた~♪」とシシィが歌った瞬間、

まあ様トートがシシィに手を伸ばすんですよ!

でも、すぐに手を引っ込めて、「ダメだ、ダメだ……」と自制してるんですよ!!


そのときのまあ様の表情といったら!!!

少女漫画で王道の序盤ちょっと報われない主人公そのもので!!!

嗚呼、切ない!!!


好きだけど、好きだからこそ、声をかけられない……。

ましてや、自分は黄泉の帝王……。

ここで声をかけちゃダメだ……。


とかいうモノローグがね!
私の耳には聞こえましたよ!!←


そう思うと、

今まで『エリザベート』を観ていて最大の謎だった、最後のダンスは俺のもの♪ソングの意味も、わかる気がします。


つまりあれは、トートなりの不器用な告白なんだね!

「俺、ずっとお前のことが好きだったのに!

なんであんな奴と電撃結婚しちゃうんだよ!!

俺を見ろよ!!!」

みたいなね!←


ほんと、大作ミュージカルを観ているはずなのに、青春ドラマ級のトキメキを摂取させていただきました。

ありがとうございました←


しかし、いつもそんな人間らしいトート閣下だったかというと、そうでもなく。

むしろ、シシィ以外が相手だと、人間らしさを微塵も感じさせない黄泉の帝王閣下でした……。


それが顕著に出たのが、ルドルフへの態度。


まずね、子ルドの相手をしてるときからひどいんだよね。

子ルドのほうを向いてるときだけ、ちょっと微笑んでるんだけど、

子ルドがあっち向いた途端、無表情だからね。


意味ありげに笑うとか、睨むとかじゃないの。

ほんとに『無』なの。


たぶん脳内で、「こいつ死んだら、エリザベートは俺のこと見てくれるかな……」とかなんとか考えてるんだろうね。

とにかく、好きなのはエリザベートだけ。

ルドルフにはまったく無関心。


それはりくルドルフに対する態度も同じで。


闇が広がる♪でも、最後ルドルフを自殺に追い込む場面でも、

とにかく情ってもんがない。

誘惑なんて、そんな生易しいもんじゃなく、どっちかというと脅迫してるみたいだったもん←


「側にいてやろう~♪」って歌ってるときも、口元は微笑んでるっぽいけど、目はマジだからね。

もう、殺る気まんまんだから←


ほんと、すごく怖かった……。

ルドルフとの絡み、全部恐ろしくて震えたもんな……。


さすが黄泉の帝王。


少女マンガ風味のトート閣下ってのも新しいですが、私は惚れました←

「まあ様トート」のことを、尊敬をこめながら略して「トート様」と呼びたいと思ったくらいです←←


というわけで、結論。

トート様、最高!!



☆エリザベート(実咲凛音)


トート閣下が少女漫画の王道キャラだっただけに、エリザベートもやっぱり少女漫画の王道ヒロインな雰囲気でした。

天真爛漫で、感情のままに生きてる感じ。


フランツと結ばれたのも、
「だってー、好きって言われちゃったから///」

トートを拒んだのも、
「えー!?黄泉の帝王とか、信じらんなーい!!」

ルドルフを見捨てたのも、
「正直、めんどくさー……」

みたいな←


とりあえず、なんかキャピキャピしてた。
イマドキの女子高生キャラでしたw

新しい。さすがみりおん。

しかし、伝記を読む限り実際のエリザベートもそんな感じの自由な人だったっぽいので、案外史実に則してるのかもしれない。


だって、そんなみりおんシシィなら、

ゾフィーにむかって
「なにそれ、古ーい!ださーい!!」

って普通に言ってそうだし、

そこから嫁姑争いに発展するのも目に見えるもんね←


ヴィジュアル的には、少女時代のブーツ姿がおそらくエリザベート史上最高レベルで似合ってる。

本当にみりおんって、ドレス以上にカジュアル系のお衣装が似合われますね~。

できればパンツルックの乗馬姿も見たかった!残念!!←



☆フランツ(真風涼帆)


これまた、私のフランツ像とは違う感じでした。

ほら、やっぱりフランツって皇帝だし、すごく偉大なイメージがあるじゃないですか。


けど、その偉大さをあんまり感じさせないゆりかフランツ。

「皇帝」ではなく、あくまで一人の男なんですね。

等身大で、すごく共感できるフランツさんでした。


……というか、

めちゃくちゃヘタレな皇帝でしたw


いやー、さすが!
ヘタレキャラを演じさせたらゆりかの右に出る者はいませんね!!←


特に「扉を開けてくれ~♪」の場面。

シシィに拒絶されて、すごすごと帰っていくゆりかフランツの寂しそうな背中といったら……。


「扉←(´・ω・`)ショボーン」


まさにこんな感じでしたw


かわいい!かわいいよ、フランツ!!


浮気の場面も、ノリノリでマデレーネに走ったという感じもなく、

むしろマデレーネに迫られてなし崩しで……という雰囲気さえする。


しかも、ゆりかフランツはおじいさんになってもヘタレ。

エリザベートのもとを訪れたときなんて、

「戻っておいでよぉ……シシィ(´・ω・`)」

みたいな感じで、

もうなんていうか、むしろ私が駆け付けてあげたいというか(←いらない)


いやー、マザコン皇帝はフランツのデフォですが、ここまでヘタレなのも珍しい!w

めちゃくちゃかわいいヘタレ皇帝なんて、ゆりかだからできるキャラですよね!!

個人的にヘタレゆりかは大好物なので、すごく嬉しかったです←



☆ルキーニ(愛月ひかる)


あっさりしたルキーニでした。

すごくあっさりしてたから、びっくりした。

いや、だいもんルキーニがこってこてだったので、そう感じただけかもですが←


なんというか、

ビフテキを期待してたら、出てきたのはお粥だったみたいなw

でも、それはそれで美味しかった、みたいな。


とにかく、あっさりさっぱり、淡々とストーリーテラーに努めてるルキーニという感じ。

まあ様のトートが青春の風を吹かせてる爽やかなトート様だっただけに、そのあっさりさがいい感じで。


ただ一つ言うとすれば、

色気が尋常じゃない

ということだろうか……w


特にカフェ店員の衣装のときのあいちゃん……。

あの、知らなかったんですけど、

店員の衣装の蝶ネクタイって、首の上から直に巻いてるんですね。

今回からか、前からそうだったのかわかりませんが、とにかくそれがエロかった……。


愛ちゃんの裸ネクタイ(しかも蝶ネクタイで)って、

もう字面だけで破壊力高すぎでしょ……←←

(※服は着てます)


あ、マグカップ売りのギンギラのお衣装は、予想通りの似合わなさでしたw

(まあ、まさおが似合いすぎてたってのもあるな←)

予想を裏切らない愛ちゃんが好き。



……と、とりあえず話を進めてみましたが、しばらく更新を怠っていてすみません。

9月って、なにかと忙しいんですよね……。

でも、今日からは毎日更新目指してがんばります!


あ、なので、「今さらその話題かよ!」ということもバンバン記事にしていきますが、気にしない方向でお願いしますね←



それでは、次回は

「りくルドルフが青軍服似合いすぎな件について」です☆


お楽しみに♪


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