幸せってなんだろうって
たまに考えることがあって
欲しいものが買えること？
好きな人と結ばれること？
すごいって思われたくて
頑張って結果出したとき？
そんな風に自分の欲求が
満たされたときかな...？
それは幸せのひとつかも
しれないけどね..
実際それが幸せだと思っていた
時期もあった。
でも、
欲しいものが買えたって、
私の思いどおりに心は満たされなくて
また次のものを求めていたり。
好きな人と結ばれて幸せだったけど
どうにもならない事もあって
別れることになったり。
目標に向かって頑張って
すごいねって言われても
また次の目標に追われて
ヘトヘトになって疲弊する。
そんなこんなで、
私を幸せにしてくれると思ったものは
24時間365日、
私を幸せにはしてくれなかったよな
じゃあ、
それを手にしてない私は
幸せじゃないのだろうか..
それがあったら幸せで
じゃないと不幸せなの？
幸せってそんな
条件付きなのだろうか？
自分の外側の状況に
左右されるものなの？
そんなことを考えている私に
幸せの概念が根底から変わる
出来事が去年起こったんですよ。
2022年4月。
私の生活は兄の難病発症とともに
一変しました。
それまで普通に過ごしていた
生活は一瞬で私の前から無くなった。
兄が死んでしまうかもしれない。
そしてこの家にひとりになってしまう
かもしれない...
突然そんな状況になって
今まで感じたことのない
恐怖と不安に苛まれて
パニックになりました。
日々やらなくちゃいけないことは
大きく変わって
入院の準備、書類、医師との面談
お金のこと、難病申請、保険
転院....
そんなことをこなす日々。
そして消えてしまうかもしれない
兄の命を思うのが一番つらかった。
そのとき
つくづく思ったんです。
昨日までのあの生活は
幸せそのものだったんだなと。
当たり前だと思ってたけど
当たり前じゃなかったんだなと
そのとき心底気づいたんです。
当たり前に
昨日と同じ今日があって
当たり前に今日と同じ
明日はやってきて
そして当たり前に家族がいる。
当たり前にご飯食べて
美味しいねって言って
当たり前に息が吸えて
当たり前に寝て起きて
今日はどうしよう？って考える
ことができて.......
おやすみなさいって言って
当たり前に明日も会えると思ってた。
でもそれは大きな勘違いだった
ことに気がついたんですよね。
じゃあ、
その時のどん底の私は
幸せじゃないのか？
状況をみたらそりゃ大変でした。
はたから見たら不幸せと思われるかも
しれない。
でも、
私は毎日ひとりで生活できてたし
ご飯も食べられてて
寝て起きてどこかに行って...
今こうして
できることはできている。
それを考えたら
これも幸せだよなって
そう感じたんです。
結局のところ、
私に何かがくっついて
『ある』から幸せ
ということじゃない
ってことが分かりました。
今のこの世に命があって
ただ今に『在る』
ということじたいが
私の幸せなんだということを
実感したんですよね
去年の出来事は
ホント衝撃的だったけど
私に大きな気づきをもたらして
くれました。
つらかったけど
すごく勉強させてもらったなと
思う
こうやって
推しのツアーTを着ることは
私にとって人生を彩るヒトコマです。
この命があるという
幸せの土台の上に積み重なる
彩りなんです。
幸せにプラスされていくもので
幸せをより輝かせてくれるものって
感覚かなぁ
今、兄は元気になって家にいます。
一緒にご飯だべて会話して
たまには喧嘩もして(笑)
そんな普通の毎日の命が
幸せです
この命尽きるまで
幸せはずっと続くから
その幸せの『今』を
大切に生きていこうと
思ってます
OSHO禅タロットリーダー
縁音みゆき
OSHO禅タロット解説 
第2回目公開しています