みなさん、こんばんは

10月4日金曜日、
無事に講演を終えることができました
ありがとうございました
今回、私がICU(集中治療室)に入院中にお世話になった先生からのお声かけにより講話の運びとなりました
私は、市民公開講座内で
小児がんの治療時に経験した敗血症についてお話しさせていただきました
小児がんと宣告された10歳の秋、
治療を開始してから数ヶ月後に幻覚と吐血を繰り返す、敗血症を経験しました。
そしてすぐに、ICU(集中治療室)へ運ばれ、
約2ヶ月間の間、麻酔で眠りついていました
私は、その約2ヶ月後、
人工呼吸器を外して目を覚ますと、
クリスマス、正月が過ぎていた、
悲しい経験をしました。
目を覚ました時は、私の目の前に、
両親、医師や看護師が不安そうに立っていて、
母が白くて丸い紙皿に大きな字で
(やよい、10歳わかりますか?)…と、私に見せながら今にも泣きそうな表情で私を見ていました。
今でも、その時のことを忘れることはありません。
あれから、20年の時間が経ち、
こうして講話をする自分が本当に幸せだと思います

会場には、
大好きな先生たち、ボランティアの方、そしてサプライズで友人も駆けつけてくれました。
なにより、会場まで付き添ってくれた
旦那さん(とおるさん)の存在は
私を安心させてくれました
まだまだ、小児がんの後遺症に向き合う日々は続きますが、沢山の方からの支えで今を生きていることを実感した一日となりました
本当に本当に、ありがとうございました
左から
先進急性期医療学 松嶋先生
小倉先生
みんなに知って欲しいこと…
敗血症とは、
生命を脅かす感染に対する生体反応です。 組織障害や臓器障害をきたすため、集中治療室(ICU)での全身管理および治療が必要になります。
敗血症はたいてい、肺の感染症(肺炎)、尿路感染症(腎臓)、皮膚および腸管の感染と関係しています。 ブドウ球菌や大腸菌、いくつかの連鎖球菌が敗血症を引き起こす主な細菌です。
(敗血症.com引用)
小児がんと敗血症
どうしてガン患者は、
感染や敗血症になりやすいのですか?
ガン患者の多くは免疫機能が低下していることが多く、また化学療法などはさらに免疫機能を弱めます。このためがん患者は、正常の人なら防御できる病原体に感染し、敗血症に陥りやすくなります。(敗血症.com引用)
敗血症は、免疫力が低い方に多い症状。
だからこそ、特に治療中は注意が必要のようです。
私たちにできることは?
異変に気付いたら、医師や看護師へ伝える!
日頃は、大人しい子が暴れ出した
幻覚や幻聴を言い出した
などは、敗血症になった方に多い症状だそうです。
市民公開講座詳細
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敗血症について、知りたい方はこちらをご覧ください
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展示会のブースでは、著書を有隣堂書店が置いていていました
ありがとうございます
竹田さん
国立成育医療研究センター 中川先生
これからも、小児がんと闘う子供たちや家族が笑顔の時間が少しでも多くなるように私ができることをしていけたら良いな、と思います
明日も、皆さんが笑顔いっぱいの一日となりますように




