進撃の巨人 完結編 後編 第三章 天と地の戦い
☆前のお話は
「完結編 前編 第一章 地鳴らし」
「完結編 前編 第二章 罪人たち」
★Part 2 → 「The Final Season 第76話~第87話 あらすじまとめ」
★Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」
★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」
★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」
★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」
「あれ...何だろう?」
と少女。まずは前回のおさらいから。
オニャンコポンの神操縦で始祖の巨人の上に。ストラップみたいな獣のクソ野郎を発見。攻撃目標は獣の巨人に決定。
アルミン「エレン...もう一度、質問させてくれ。君のどこが自由なのかって。そこから引きずり出した後...」
ここまでが3月放送の前編。
*長いので後編の記事は第三章・第四章・最終章の3本になります。
ユミル。
豚を逃がし微笑む。
*これ濡れ衣じゃなくて本当に逃がしていたのね。
リヴァイ「手ごたえがねぇはずだ。もぬけの殻なら...」
アルミン 「やっぱり...ジークは戦鎚の巨人と同じやり方で本体を隠してる...」
ジャン 「じゃあこの骨の山から縦1m 横 10cm の本体を探し出せってか!?そんなことできるわけがねぇ ! だからもう腹くくるしかねぇ ! アルミン ! 」
アルミン「わかってる...1分後にここを吹き飛ばす ! 車力の巨人と協力してここから離れて ! 」
「僕の攻撃を想定しているエレンがこれで死ぬとは思えない ! でも...この骨をバラバラに吹き飛ばせばエレンやジークの位置がわかるかもしれない ! 」
コニー 「気をつけろよアルミン ! 」
ジャン「なんかヤバいと思ったら俺たちに構わず全力でぶっ放すんだぞ ! 」
(何も捨てることができない者には何も変えることはできないだろう。わかってる...捨てなきゃ何も変わらない。甘い希望は捨てなきゃいけないんだ...)
アルミン触手?に捕まり食われて連れ去られる。
なんかいっぱい生えてきた。
オニャンコポン不時着。
「動いてないぞ...」
「息はある...頭を打ったようだ」
「この男もパラディ島から来たのか ? 」
「なあ ! 聞こえるか ! ? アニ・レオンハートを知ってるか !? 俺の娘なんだ ! 」
「なあ、あんた ! 聞こえないのか ! ? 」
コニー「来るぞ ! ライナー ! 」
ジャン「くっ ! 何なんだ、こいつら !? 無垢の巨人じゃねぇよな...」
コニー 「どうする !? 雷槍はすぐに尽きるぞ ! ? っていうかアルミンは生きてんのかよ ! ? 」
リヴァイ「少しでも傷があれば即座に巨人化したはずだ...つまり傷ひとつなく捕獲されている」
リヴァイ「だがエレンのケツの方に連れ去られた。無数の巨人に通せんぼされてな。俺が万全だとしても、あそこに突撃する選択はしない。だから落ち着け」
リヴァイ「ミカサ。早まるな。俺が囮になり敵集団を引き付けるまで」
ピーク 「それは無理だよ兵長。敵の正体がわかった...」
ピーク「あれは歴代の九つの巨人。継承者たちの意識が残っているかわからないけど...始祖の巨人の力があれば無尽蔵に蘇らせることができるのでしょうね。戦うためだけに生み出された歴戦の巨人兵を」
コニー 「そんなもん..敵うわけが...」
ピーク「そう。だから悠長なことは言ってられない。私、別にエレンと友だちじゃないから」
コニー 「え !? おい、まさか ! ? ピーク ! 」
ひとり突撃するピーク。狙いはうなじ。
ピーク 「どう考えても最初に撃つのはここ ! 私の狙いは最初からひとつ ! 」
ミカサ 「待って !!」
ピーク「消え失せろ ! 悪夢 ! 」
が、戦鎚の巨人に突き刺される。
マルセルとガリアード。兄弟で襲ってくる。
リヴァイ「くっ...急げ ! アルミンを取り戻すぞ ! それ以外に活路はねぇ ! さもなくば、全員ここで犬死にだ ! 」
進撃の巨人とパラディ島勢力が交戦していますが敵本体進路速度変わらずにこちらに向かってきます ! 」
「黙って見ているわけにはいかん ! 総員、大砲で敵を迎え撃て ! 」
「しかし...兵員の大半は飛行船部隊に割かれました。残りの兵員で運用できる大砲は3門ほどしか...」
「それが黙って見ていられる理由になるのか ? 敵の巨大な背の上で今も必死に戦うあの者たちはいったい何のために戦っているというのだ...」
*兵長。大けがしている人の動きじゃないね。凄すぎ...凄いといえば、画像ちがうけどミカサの雷槍の連打はアレ何だ ? あんなふうに打てるものだったのか...
アルミン (甘かった...意識が...このまま窒息させるつもりか...エレンが...僕を...いいや...あの子だ...始祖ユミル...エレンが言うようにエレンがただ進み続けるだけなら、この抵抗はユミルの意思...だとしたら...始祖ユミルも人類の虐殺を望んでいる...)
(始祖ユミル...無敵だ...どうすることもできない...こんな...ところで...終わるのか...)
ベルトルト...
ベルトルトがライナーを襲う。
「すまん...立体機動装置が破損したようだ...」
「俺も右の柄がいかれちまった...引き上げられねぇ...」
「ジャン ! 手をはなせ! もう一回ぐらい巨人化できる !」
「それで ? 地鳴らしで鎧ごと踏みつぶされてしまいか ? てめえの巨人は名前の割にしょっちゅう砕けてるからな !」
「まだ...勝てると思うか ?」
「いいや...でも、せめて死ぬところまで足掻いてみようぜ」
「俺たちは...往生際の悪い調査兵団だからな」
「ジャン...」
コニーを助けた兵長は足を食われる。
「...来い ! 私は強い ! ので !」
ミカサ「いくらかかってこようと !」
アニ 「ミカサ、あんたちょっと邪魔 !」
「え ?」
「つかまって !」
「いや...私もまさか本当に飛ぶとは思ってなかったんだけど...本当に飛ぶから...もう行くしかなかった...でも...来てよかった」
「なぜお前まで来たんだガビ...」
「ライナーが私たちを置き去りにしたからでしょ ! 私だって戦えるのに !」
アニ「...アズマビトの船は沈んだ...ファルコの巨人化に耐えられなくてね。空を飛べる確証もないのにキヨミはすべてを承知して行かせた」
*キヨミ様、無事でよかった。お、イェレナも。
ガビ「だから私たちは地鳴らしを止めて想いに応えなきゃいけないの !」
「それでアルミン...いやピークは ?」
「アルミンは巨人に囚われて命が危ない...アルミンを捕えた巨人は尾骨の方にいるはず。アニ ! 力を貸して !」
「あんたの幼なじみは囚われてばかりだね...もちろん取り戻すよ !」
ガビ 「ピークさんは ! ? 」
ライナー 「頭骨の方だ。うなじの爆破を狙ったが戦鎚の巨人に阻まれている...」
リヴァイ「両方同時だ...一方でアルミンを救助する...超大型の爆発が頼りだ。もう一方でエレンを狙ってうなじを攻撃しろ。二班に分かれて同時にやるぞ。もうエレンを気にかける猶予はなくなった...いや、そんなもん最初からなかった」
ミカサ 「兵長...でも...」
コニー 「でも何だよ !? ファルコが飛ぶなんて奇跡が起きなければ俺たちあそこで死んでただろ !? 」
ジャン 「ああ...何も果たせないまま...」
リヴァイ「あの...バカに言ってやりたいことはごまんとあったが...クソっ !」
コニー 「俺だってエレンを諦めたくねぇよ ! でも ! 兵長は俺のせいでもう戦えねぇし...ただでさえ相手は始祖の巨人なんだぞ ! 手加減して何ができるっていうんだよ !? 」
「ミカサ...エレンを...エレンを...殺そう...」
「ミカサ ! あんたはアルミンを救うことだけを考えな ! それ以外は考えなくていいから...」
「再び進撃の巨人に向かって行くぞ !」
「俺たちもやるぞ ! 1門でも2門でも無いよりはましだ !」
「エルディア人だな!」
「おい! 待ってくれ! 負傷者の手当てを頼みに来ただけなんだ!」
「こちらは、それどころではない ! 本当の目的は何だ !」
「レオンハートさん ! だから言っただろ ! マーレ人に期待するなんて !」
「数はこっちが上みたいだ ! 実践経験もこちらが上だろ !」
「マーレ人のために散々、前線に送り込まれてきたからな !」
「銃を下ろせエルディア人 !」
「よせ ! 銃を下ろせと言っているだろ !」
「ミュラー長官 !」
*銃声
コニー 「何だ !?」
ジャン「こんな時にまで殺し合いかよ !」
*弓矢...
ミカサ 「ジャン! ライナー !」
コニー 「頼むから死ぬなよ !」
ライナー「ああ...お前らもな」
「戦鎚の巨人は俺が引き付ける...ピーク...何とか持ちこたえてくれ...今だ ! ジャン !」
「耐えてくれ ! ライナー ! 俺が起爆させるまで...」
「うわあああー」
ピーク「私も立体起動できたらな...」
ジャン「ピーク ! ダメだ ! 逃げろ !」
ピーク「ジャン ! 私が戦闘に向かない雑用係の巨人だと思ったら...間違いだよ !」
「車力の持続力なら私がやられない限り ! 勝つまで戦える ! 何百回でも ! だからジャン ! 私のことは構わずに起爆を...」
「いた ! あの...豚か...何かの巨人が !」
「どれ !?」
「あの ! あそこの...あれ !」
「どこ !? 九つの巨人で言うと何なの !?」
「車力か...獣か...顎かもしれない !」
「わからない ! ミカサ ! あんた真面目にやって !」
「やってる !」
コニー「あ ! 今、一体だけ逃げたやつだ !」
アニ 「あれ !? あれはオカピでしょ !」
ミカサ「オカピは知らない !」
アニ 「行ってファルコ ! あのオカピか何かを尾骨に追い詰めてアルミンを取り戻す !」
「私...このライフルで援護できるから !」
「それで死ぬ巨人はここにはいない...ジークはどこだ !? どこにいる !?」
リヴァイ (くっ...見つけても、このザマじゃ足手まといか...クソ ! やつの命令をしくじったことはなかった...一度も...なのに...やつの最後の命令だけがなぜ !? 俺たちの役目はあそこで終わりだったのかもしれない...ガキどもを海に届ける...そこまでの役目だったとしたら...なあ...お前たちが捧げた心臓は他の心臓を踏み潰すためにあったのか ? )
リヴァイ (違う...俺たちが夢見た巨人のいない世界は呆れるほどおめでたい理想の世界だったはずだ。そうでなければあいつらの心臓と見合わない)
リヴァイ (エルヴィン...俺はお前を選ばなかったことに...悔いはない)
リヴァイ (お前らと同じ目をしたあいつに未来を託したことに...)
ミカサ「オカピがベルトルトの方に !」
アニ 「まずい !」
「どうして...どうして僕の体なのに動かないんだ...頼むから動いてくれ ! みんなが死んでしまう ! ...起きろよクズ ! ゲス野郎 ! 役立たず ! ...僕は僕が嫌いだ ! ずうっとお前は僕を裏切り続けてきた ! もらった命も ! 期待も ! 責任も ! 何も ! 何ひとつ ! 何にも返せなかったじゃないか !!」
「なのに ! 何で死んでんだよ ! 動け ! 動けよぉー !!」
「あ...砂...? 」
(考えろ...本当に死んでるなら脳に酸素が回らない状態でなぜ考えることができる? ここは夢でも幻でも死後の世界でもない...ここは『道』...ここは...現実だ !)
(僕は巨人の口の中にいるはずなのに、なぜみんなの状況がわかる ? エルディア人がみんな道を通じて繋がっているから ? それなら何かここでできるかもしれない... )
「そうだ...考えろ...」
「...えっ」
*砂遊びするおじさんw
「こんにちは。ジークさん...」
「こんにちは。エレンの友だち。君もユミルに食われたか」