進撃の巨人 3 #49 (3期12話) 『 奪還作戦の夜 』



     進撃の巨人49-37                         

☆前のお話は → 「第38話~第48話 あらすじまとめ

★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話

★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話

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ザックレーに瓶の中身は解明できそうかと聞かれたハンジはこれ以上探ることはできないようだと話す。

ハンジ:「エレンとヒストリアから聞いたように骨髄液由来の成分ではあるようなのですが...この液体は空気に触れるとたちまち気化してしまい分析は困難です。やはり我々の技術とは比較にならないほど高度な代物です。レイス家が作ったのだとしたら一体どうやって...」

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 ピクシス:「ならば、下手に扱うよりも当初の目的に使用するほかなかろう」
ザックレー:「すると、誰に委ねる? エルヴィン、君か?」
エルヴィン:「いえ、私は兵士としては手負いの身です。この箱は最も生存確率の高い優れた兵士に委ねるべきかと」

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「リヴァイ、引き受けてくれるか?」
「任務なら命令すればいい。なぜそんなことを聞く?」
「状況によっては誰に使用するべきか君が決めることになる。任せてもいいか?」
「お前の夢ってのが叶ったらその後はどうする?」
「それは...わからない。叶えてみないことにはな」
「そうか、わかった。了解だ」

ザックレー:「ところで、そろそろ私の作品を披露したいのだが、考えてくれたか?」
 ピクシス:「まだ諦めておらんかったか。あのようなおぞましいもの民衆に晒してみよ。兵団への信頼も地に叩き落されるぞ」
ザックレー:「芸術をわからんやつめ」

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「つまり、エレンの父、グリシャ・イェーガーは壁の外から来た人間である可能性が高いと...」
「そう。アニやライナー、ベルトルトと同じように彼は巨人の力を持っていたしね。でもその3人と違うのは壁の中の人類に協力的だったってこと」
「調査兵団に興味を持ってたって話なら、もっと協力してくれてもよかったんだがなあ」
「どうかな...おそらくはこの壁に入ってから独力で王政を探るなどしていたんだろうし...いずれにしても凄まじい意識と覚悟がなきゃ出来ることじゃない」

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ハンジ:「そんなお父さんが調査兵団に入りたいと言った10歳の息子に見せたかった家の地下室...死に際にそこにすべてがあると言い残した地下室...そこには一体何があると思う?」

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エルヴィン:「言ってはいけなかったこと...いや、グリシャ・イェーガーが言いたくても言えなかったこと。つまり、初代レイス王が我々の記憶から消してしまった世界の記憶...だと思いたいが、ここで考えたところでわかるわけがない」

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「本日ですべての準備は整った。ウォール・マリア奪還作戦は2日後に決行する。地下室には何があるのか。知りたければ見に行けばいい。それが調査兵団だろ?」

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「くれぐれも秘密裏にな」
「でも今日ぐらいは肉を食ってもいいですよね」
「そうだな。たまにはガキ共に大人の甲斐性を見せつけてやらねえと」
「シャーディス団長の隠匿罪についてはどうする?」
「ほっとけばいい。あんなのにかまってる暇はないよ」
「ショックだよな、ハンジ。あんたの憧れだったのに」
「うるさい」

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「何だ? リヴァイ」
「気の早い話だがウォール・マリアを奪還した後はどうする?」
「何より防衛策の確立が先だと思うがその後は驚異の排除だ。壁の外にはどうしても我々を巨人に食わせたいと思っているやつがいるらしいからな。もっともそれが何なのかは地下室に答があると踏んでいる...だからさっき言った通りだ。地下室に行った後に考えよう」
「お前がそこまで生きてるかわからねえから聞いてんだぜ。その体はもう以前のようには動かせねえ。現場の指揮はハンジに託せ。お荷物かかえんのはまっぴらだ。お前はここで果報を待て...それでいいな?」

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「ダメだ。エサでかまわない。囮に使え。指揮権の序列もこれまで通り。私がダメならハンジ。ハンジがダメなら次だ。確かに困難な作戦になると予想されるが、人類にとって最も重要な作戦になる。そのために手は尽くしてある。すべて私の発案だ。私がやらなければ成功率が下がる」

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「そうだ。作戦は失敗するかもしれねえ。その上お前がくたばったら後がねえ。お前はイスに座って頭を動かすだけで十分だ。巨人にとっちゃそれが一番迷惑な話で、人間にとっちゃそれが一番いい選択のはずだ」
「いいや違う。一番はこの作戦にすべてを懸けることに...」

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「オイオイオイオイ、待て待て。これ以上俺に建前を使うならお前の両脚の骨を折る。ちゃんと後でつながりやすいようにしてみせる。だがウォール・マリア奪還作戦は確実にお留守番しねえとな。しばらくは便所に行くのも苦労するぜ」

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「確かにお前の言う通り手負いの兵士は現場を退く頃かもしれない。でもな、この世の真実が明らかになる瞬間には私が立ち会わなければならない」
「それが、そんなに大事か? てめえの脚より?」
「ああ」
「人類の勝利より?」
「ああ」

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「そうか...エルヴィン。お前の判断を信じよう」

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「今日は特別な夜だが、くれぐれも民間人に悟られるなよ。兵士ならば騒ぎ過ぎぬよう英気を養ってみせろ」

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「今晩はウォール・マリア奪還の前祝いだ。かんぱ~い」
「うおおぉぉぉぉぉーー」

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「てめえ、ふざけんじゃねえぞ、芋女。自分が何してっかわかってんのか...ひとりで全部食うやつがあるか」

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「やっと力尽きた...しかし、こんなクズでも...以前は人に肉を分け与えようとしてたんだよな」
「えっ、いつだよ?」
「4か月前...固定砲整備のあの日だよ」

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「上官の食糧庫からお肉盗ってきました。大丈夫ですよ。土地を奪還すればまた牛も羊も飼えますから」

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「あれからまだ4か月しかたってないのか...」

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ジャン:「だ・か・ら、お前はまだ何の経験もねえんだから後衛だっつってんだろ」
マルロ:「確かに俺はまだ弱いが、だからこそ前線で敵の出方を探るにはうってつけじゃないか」

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「何だ。いっちょ前に自己犠牲語って勇敢気取りか」
「しかし、その精神がなければ全体を機能させることはできないだろう」
「あのなあ。誰だって最初は新兵なんだ。新兵から真っ先に捨て駒にしてたら次の世代に続かねえだろ。だから、お前らの班は後ろから見学でもして生きて帰ることが仕事なんだよ」

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「まあ一番使えねえのは、一にも二にも突撃しかできねえ死に急ぎ野郎だよ。なあ」
「ジャン、そりゃ誰のことだ?」
「お、お前以外にいるかよ。死に急ぎ野郎は」
「それが最近わかったんだけど俺はけっこう普通なんだよな。そんな俺に言わせりゃお前は臆病すぎだぜ。ジャン」

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「いい調子じゃねえか。イノシシ野郎」
「てめえこそ何で髪のばしてんだ。この勘違い野郎」

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「これ以上死に急いだら...ぶっ殺すぞ」

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「お前こそ母ちゃん大事にしろよ。ジャン坊~」

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アルミン:「止めなくていいの?」
 ミカサ:「うん。いいと思う」

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エレン:「何で...誰も止めてくれねえんだ...」
ジャン:「いつまで続くんだ...まずいぞ...」

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「お前ら全員はしゃぎすぎだ。もう寝ろ。あと掃除しろ」

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 エレン:「いってえ。自分で言うのもなんだけど、俺もっと大事にされたほうがいいと思う」
アルミン:「むしろケガしてもすぐ治るからなあ~って思って見てたよ」
 エレン:「ひでえ話だ」
 ミカサ:「自分から仕掛けたくせに」
アルミン:「でも、元気が戻ったね」

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「教官に会ってよかったよ。俺は別に元気があろうとなかろうと、やることをやるつもりだ...でも、そうだな。楽になったよ。考えてもしょうがねえことばかり考えてた。なんで俺はミカサやリヴァイ兵長みたいな力がねえんだって妬んじまった。でも兵長だってお前だって、ひとりじゃどうにもならないよな...だから俺たちは自分にできることをなんか見つけて、それをつなぎ合わせて大きな力に変えることができる。人と人が違うのはきっとこういう時のためだったんだ」

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「うん。きっとそうだ」

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「ウォール・マリアを取り戻して...襲って来る敵を全部倒したら...また戻れるの? あの時に...」
「戻すんだよ。でももう全部は返ってこねえ...ツケを払ってもらわねえとな」

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「それだけじゃないよ。海だ。商人が一生かけても取りつくせないほどの巨大な塩の湖がある。壁の外にあるのは巨人だけじゃないよ。炎の水、氷の大地、砂の雪原。それを見に行くために調査兵団に入ったんだから...だからまずは海を見に行こうよ。エレンはまだ疑っているんだろう。見てろよ。絶対あるんだから」

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「日没直前。いよいよだな」

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「おーい」

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「ハンジさ~ん、がんばれ~」

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「ウォール・マリアを取り返してくれ」
「人類の未来を任せたぞ」

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「リヴァイ兵長、この街を救ってくれてありがとう」
「全員、無事で帰ってくれ」

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「勝手言いやがる」
「まあ、あんだけ騒いだらバレるよね」
「それが...リーブス商会から肉を取り寄せたもので...」
「フレーゲルめ」

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「任せろおぉぉぉ」

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「調査兵団がこんだけ歓迎されるのはいつ以来だ?」
「さてなあ。そんな時があったのか?」
「私が知る限りでは...初めてだ」

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「うおおぉぉぉー!」

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「ウォール・マリア奪還作戦、開始!! 進めえぇぇ!!」

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【感想】
おお、次回は来年の4月ですか。海を見るとこまで行かなかったね。最後、ベルトルトは雰囲気変わった?とかのんきに見ていたら、放送事故みたいなEDにちょっとビックリ。ウォール・マリア奪還作戦はすごいことになっているみたいで、みんな無事の帰還とはいかないみたいだね。とりあえず4月を待ちます。そう、「海を見るまでは」って私も言ったので、記事は続きます、ハイ。

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