進撃の巨人2 #29 「兵士」



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ナナバ:「新兵、下がっているんだよ。ここからは立体機動装置の出番だ」

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戦闘装備がない104期生たちは避難。ナナバ、ゲルガー、リーネ、ヘニングが巨人と戦う。

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その2時間前。ウトガルド城跡は壁に近いが最近まで誰かがいたようだった。ならず者が根城にしてたんだろうと話すヘニングとリーネ。ゲルガーは酒を見つけたが書かれている文字は読めなかった。

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出発は日の出の4時間前。しっかり休んでおくようにと新兵たちに告げるゲルガー。クリスタが、もし本当に壁が壊されていないとするなら巨人はどこから侵入してきているのでしょうかと聞いた。それを突き止めるのは明日の仕事だとゲルガー。

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クリスタ:「もしかしたら、当初想定したほどの事にはなってないんじゃないでしょうか。なんというか、その...」

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ヘニング:「ああ、確かに巨人が少ないようだ。壁が本当に壊されたにしちゃあな」
 ナナバ:「私たちが巨人を見たのは最初に発見したときだけだ」

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お前の村は?とユミルに聞かれたコニーは、壊滅した。巨人に踏み潰されたあとだったと答えた。でも巨人に喰われた痕跡が全くないから、みんな逃げたみたいでそれだけはよかったんだけどとコニー。

コニー:「ただ、ずっと気になってるのが俺の家にいた巨人だ。自力じゃ動けねえ体でなぜか俺の家で寝てやがった。そんでよ、そいつがなんだか母ちゃんに似てたんだ。ありゃいったい...」

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まだ言ってんのかお前はとライナー。ユミルが笑い出した。

ユミル:「バッカじゃねえの。お前の母ちゃん巨人だったのかよ。じゃあ、なんでお前はチビなんだよ。おいコニー、お前がバカだって知ってたけど、こりゃあ逆に天才なんじゃねえか。なあ」
コニー:「ああ、もううるせえなあ。バカらしくなってきた」
ユミル:「つまり、その説が正しけりゃ、お前の父ちゃんも巨人なんじゃねえのか。じゃねえとほら、できねえだろ」
コニー:「うるせえ、クソ女、もう寝ろ」

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ライナーがユミルのところに何してんだと来た。たぶんこれが最後の晩餐になるから腹の足しになりそうなものを漁っているんだとユミルは言った。

ライナー:「コニーの村の件だが、お前わざとはぐらかしたよな。できればその調子で続けてほしい。あいつが家族のことで余計な心配をしないように」
 ユミル:「なんの話だ?」

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こりゃいけそうだ、鰊(にしん)は好みじゃないがと言うユミルに他にもあるかとライナーが言うとユミルは缶詰を渡した。

ライナー:「こりゃ缶詰か。なんだこの文字は。俺には読めない。ニシンって書いてあるのか。お前よくこの文字が読めたな」

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ライナー:「ユミル、お前...」

全員起きろ。屋上に来てくれとリーネの声。

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てめえらのために酒も飲めねえじゃないかとゲルガー。

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4人で次々巨人を倒すが扉が壊された。

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リーネ:「巨人が入って来てる。中に戻ってバリケード作って防いで。防げなかったときは最悪この屋上まで逃げて来て。でも、それも必ず助けてやれるってことじゃないからね。私たちは生きているかわからないから。でもやることはいつもと同じさ。生きてるうちに最善を尽くせ。いいね」

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「了解」

巨人がどこまで来てるか見てくるとライナーはひとりで階段を下りる。いつも真っ先に一番危険な役回り引き受けやがってとコニーが言うと、ああ、悪い癖だとベルトルトも言った。

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まだ下か。施錠をしたとはいえ、こんな古い木の扉なんて簡単に破られるだろうなと思いながらライナーが扉を開けると巨人が近くまで登って来ていた。

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ここだ、何でもいいから持ってこいと叫ぶライナー。扉を破って巨人の腕が入ってきた。

ライナー:『ここが...ここなのか、おれの最期は』

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ライナーをかばって巨人に喰われた仲間のことを思い出した。

ライナー:『いいや、違うだろ。ここじゃねえだろ。絶対に帰るんだ』

ベルトルトが駆けつけて巨人の目を刺した。

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ベルトルト:「ライナー無事か」
 ライナー:「ああ。ベルトルト、生き延びて帰るぞ。絶対、俺たちの故郷にな」
ベルトルト:「ああ帰ろう」

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コニーたちが大砲を運んできた。火薬も砲弾もないから、これごとくれてやるとユミル。そこをどけと言うと巨人めがけて落とした。

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巨人がいる扉に命中。巨人は起き上がれない。ナイフを手にしたコニーがうなじを削いでみるかと言ったがやめとけとライナー。とりあえず上の階まで後退しようとクリスタ。入って来たのが一体だけとは限らないし...

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コニーの背後に別の巨人が来ていた。

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ライナーがコニーを庇う。巨人がライナーの腕に噛みついた。ライナーは腕を噛まれたまま巨人を持ち上げると階段を上り窓へと運ぶ。まさかそいつごと飛び降りる気かと言うコニーに、それしかねえだろうとライナー。まて、こいつの顎の筋肉を切っちまえばとコニーは言った。

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コニーが巨人の顎をナイフで刺す。腕が外れた。

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こちらに向き直った巨人にユミルのキックが炸裂。ベルトルトが足を持ち上げて窓の下に落とした。

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クリスタが酒でライナーの傷口を洗う。たぶん骨折してるよね。あとは添え木と包帯がとクリスタ。

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あっそうだとクリスタはスカートを破って包帯にした。

クリスタ:「ごめんね。こんな汚い布しかなくて...ごめん」
ライナー:「いや、助かる」

ライナー:『結婚しよ』

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 コニー:「ライナー、さっきはすまなかった。俺、お前に助けられてばっかだな。そういやアニにも命張って助けられたよな。いつか借りを返さねえと」
ライナー:「別に、そりゃあ...普通のことだろう。兵士なんだからよ」

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  コニー:「どうかな。ちょっと俺には自信ねえぞ。なあベルトルト。ライナーって昔からこうなのか」
ベルトルト:「いや、昔のライナーは戦士だった。今は違う」
 ライナー:「なんだそりゃ。戦士って何のことだよ」
  ユミル:「とりあえず使えそうな物は集めようぜ。死ぬときに後悔しなくてもいいようにな」

外を見るとたくさんの巨人が倒れていた。さすが調査兵団。他の兵士とはわけが違うってことかとユミルは思った。

でかいのは粗方やったぞ。この塔のおかげでなんとか凌げそうだなとナナバとゲルガー。リーネとヘニングは新兵の様子を見に行った。

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突然、塔めがけて馬が飛んできた。壁の破片も飛び散りリーネとヘニングを直撃。屋上に運んだがふたりとも即死だった。音を聞いて新兵たちも屋上に集まる。

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一体だけ壁の方に歩いて行ったあの獣の巨人の仕業に違いない。コニーが見るとさっきの倍以上の数の巨人が近づいていた。巨人が作戦行動でもとっているようなタイミングだね。まるで最初から遊ばれているような気分だとナナバは言った。

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獣の巨人は壁の上で雄叫びをあげると壁の外側へ下りて行った。

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ゲルガー:「もう塔がもたねえな」
 ナナバ:「私はガスが残りわずかだ。そっちは?」
ゲルガー:「ガスもねえし刃も使いきった。お前もそのなまくらが最後なんだろう」

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ゲルガー:「俺にしちゃよくやったほうだと思ってる。ただ、最後に何でもいいから酒が飲みてえな」

頭を打ってしまってもう力が入らないとゲルガーは言うと落下した。ゲルガーを捕まえた巨人をナナバが攻撃。巨人はゲルガーから手を放して倒れ、ゲルガーは窓から塔の中に落ちた。

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ガスが全くなくなったナナバは巨人に取り囲まれていた。

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ゲルガーは酒の瓶を見つけたがクリスタがライナーの治療に使ってしまったので空だった。外から手が伸びて巨人に捕まった。

ナナバとゲルガーは巨人に喰われた。このままここで塔が崩されてただ喰われるのを待つしかねえのかとコニー。私も戦いたい。何か武器があればいいのに。そしたら一緒に戦って死ねるのにというクリスタにエミルは、お前まだそんなこと言ってんのかと言った。

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 ユミル:「彼らの死を利用するな。あの上官たちはお前の自殺の口実になるために死んだんじゃねえよ」
クリスタ:「そんな、そんなつもりは」
 ユミル:「お前はコニーや上官たちとは違うだろ。本気で死にたくないって思ってない。いつもどうやって死んだら褒めてもらえるかばっかり考えてただろ」
クリスタ:「そ、そんなこと」

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コニーに、さっきのナイフを貸してくれとユミル。何に使うんだよと聞かれると、これで戦うんだよと言った。何するつもりだとライナーの言葉に、さあな、自分でもよくわからんと答えた。

ユミル:「クリスタ。こんな話もう忘れたかもしんねえけど...たぶんこれが最後になるから思い出してくれ。雪山の訓練のときにした約束を。お前の生き方に口出しする権利は私にはない。だからこれはただの私の願望なんだがな」

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ユミル:「お前、胸張って生きろよ」

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 ユミル:「約束だぞ。クリスタ」
クリスタ:「ユミル、まって」

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塔から巨人たちがいる地上へ飛び降りるユミル。ナイフを自分に斬りつけると...

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☆次回 「ヒストリア」

【感想】
わあ、ナナバさんの最期は辛すぎるな。立体機動装置もガス欠じゃ何の役にも立たないよね。獣の巨人の作戦通りなんだろうか。ユミルは命がけで巨人になったんだろうけど、あの数の巨人相手に戦えるだろうか。早く救援が到着するといいんだけど。
先週、誰も死ななくてとか言っていたら、今週はかなりショッキングでした。で、こんな時に何なんだけど、ライナー「結婚しよ」ってwww

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