暗殺教室2 #25 最終回 未来の時間



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★前のお話は→ 第1話~第24話 あらすじまとめ  

★1期はこちら→ 暗殺教室 第1期 全話あらすじ

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(烏間先生)
ターゲットは消え地球は救われた。この1年、本当にご苦労だった。君たちには納得できないことがあるかもしれん。しばらくは注目されて大変だと思う。機密事項の口止めなども頼むことだろう。もちろん出来る限り君らを守るが俺から先に謝らせてくれ。

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頭を下げる烏間先生に、平気っすよ、俺らも上手いこと平穏におさまるよう努力するからと前原。烏間先生を困らせたくないしねと岡野が言った。

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片岡が立ち上がり、その代りみんなの希望があるんですがと言った。今日の椚ヶ丘の卒業式には出させてください。本校舎との戦いの日々も殺せんせーと作った大事な思い出だから。

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ああ、手配しよう。そのために俺はここにいるのだからなと烏間先生。磯貝が号令をかけて全員が立ち上がり礼をした。烏間先生、ビッチ先生、本当にいろいろ教えていただきありがとうございました。

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学校は閉鎖されているので卒業式は市民会館で行われる。親に制服を持ってきてもらわないとなどと話す生徒たち。悲しみは残っているだろうに、強くなった。1年前とは見違えるようだと烏間先生は思った。

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椚ヶ丘中学校卒業式

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殺せんせーは、E組の制度は間違ってるから変えさせようとか、そういうことは一度も言わなかった。理不尽なことが世の中にあるのはあたりまえ。それを恨んだり諦めている暇があったら、楽しんで理不尽と戦おう。その方法をいくつも教えてくれた。

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卒業証書を受け取る。渚に、いい目をするようになったね。担任が残した教育の賜物だと理事長。はい、理事長先生もやり過ぎない程度にお元気でと渚は笑顔で言った。

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卒業式が終わり会場を出ると渚の両親が一緒にいた。どうしてと聞く渚に父は、先月末にあの怪物だというお前の先生が訪ねて来たと話した。

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(殺せんせー)
最初に渚くんから頼まれました。名字ではなくできれば名前で呼んで欲しいと。もし再び父方の名字に戻っても違和感なく呼べるようにと。文句なしの立派なお子さんです。おそらく3月中には大きな目標をかなえるでしょう。どうか家族みんなで祝福してあげてください。

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あの先生と母さんからお前がどれだけ覚悟を持って頑張ってきたか聞いたと父。話し合ったの。父さんも母さんもあんたに負けないように頑張ってやり直そうってと母が言った。

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うちの先生は、どれだけ残したら気が済むんだ。

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マスコミがインタビューしようと押し寄せる。烏間先生が、ここは関係者以外立ち入り禁止だと立ちはだかり玄関の正面に待機させたバスに早く乗るようにと生徒たちに言った。こんなときくらい生徒の気持ちを考えろと烏間先生は言うが収まらないマスコミは生徒たちにマイクを向ける。

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浅野率いる五英傑が現れた。E組をガードする。浅野は、大半が今日で縁もゆかりもなくなるとはいえ仮にも同じ学校で学んだ生徒だ。見捨てれば支配者である僕の恥になると言った。

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みんなバスに無事乗り込む。椚ヶ丘高校に進学するカルマに、ほとぼりが冷めた頃たっぷり吊し上げて吐いてもらうぞ。君らをここまで育てた担任の殺せんせーとやらの話をなと浅野。別にいいけど浅野くんの固い頭じゃ全部理解は難しいかなとカルマは言った。

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最後に渚が乗り込む。早く行けと五英傑。バスが出発する。

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こんなにいろいろ泣かされる日はもう一生ないだろう。

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さよなら、椚ヶ丘中学校。

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さよなら、3年E組。

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さよなら、殺せんせー。

そこからはいろんなことがあった。

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生徒を危険にさらした椚ヶ丘中学校は糾弾された。E組のシステムも問題視され廃止。E組校舎は閉鎖されることになった。そして理事長は学校の経営権を手放さざるを得なくなった。

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でもあの人の場合それすらも織り込み済みな気さえする。折れない信念と並外れた才覚を持つ人だ。すぐまたどこかで教育の仕事を始めるだろう。

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理事長室を片づける浅野の元に永井と森が来て、お手伝いしましょうかと言った。何か出来ることはないでしょうか、恩師のために役に立ちたいんですというふたりに、そうだな、ではひとつ頼もうかと浅野。

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祝ってくれないか。君たちの後輩と私自身の新しい門出を。せっかく飲むんだ、君たちの近況と私の愚痴もね。

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何でも聞きますよ。3人で。

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300億円の賞金は速やかに僕らに支払われた。
烏間先生いわく国からの口止めの意味もあるんだろうと。僕らは話し合った。殺せんせーのアドバイスブックを参考に。

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達成したことが大事なんです。大金を頼りに生きるようではいい成長はできませんよ。

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だから学費と将来の一人暮らしの頭金をいただいて、いろんなところにチョコチョコ寄付をして、みんなでひとつだけ大きな買い物をして、残りは1年間の支援への感謝として国に返還した。烏間さんの株が上がることだろう。

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月は少しずつ崩壊を始めている。自らの重力でいずれ前より小さい球形にまとまるらしい。大爆発のせいで地球との距離が縮まったこともあり、しばらくすれば地球から見た形や大きさ重力や周期は壊される前とわりと似た感じになるそうだ。

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僕らの1年の象徴だった三日月は徐々にその形を忘れていく。

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【7年後】

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中東の暴動を扇動する組織に危険な動きがあり各国選抜で諜報員を潜入させることになった。明日から現地に飛んでくれとイリーナに告げる烏間室長。

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オッケー、でも怖いわ。こんな綺麗な女が危険な地域で捕まったら。逆に興奮する? 自分の嫁があんなことやこんなことされるの想像したらとイリーナ。
俺はお前の技量を信じて頼んだんだが、お前自身はその程度の自己評価か。仕方ないから他の誰かに頼むとするかと烏間が言うと、

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冗談よ、ちょっとだけ心配してほしかったの。ねえ、あなた~
行くんだな。だったらすぐ準備。へい、喜んで~

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(烏間)
出会ってから7年。変わらんなあ、あいつは。
俺たちふたりの、いや俺たち3人の生徒たちは元気にしているだろうか。

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E組の校舎の前で手を合わせるカエデに、よう、朝ドラ女優と声が。みんなが集まってきた。

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いつもみんなに任せきりじゃ悪いから休憩時間に抜け出してきたとカエデ。それじゃみんな、さっそく手入れを始めるかと磯貝。相変わらず委員長だねと言われ、鍵の管理をみんなで俺に押し付けたからじゃないかと言うと、こういうのは昔から磯貝に任せておくのがいいってことだろうと言われた。

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みんなでE組校舎の手入れ。

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アドバイスブック読み終えたか。全然まだ、きりがない。

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またちょいちょい荒らされてるぜ。一応、俺らが買った山なのに。
いいじゃない。汚れたら手入れするのがこの校舎のルールだよ。

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すっかりビッグになっちゃってと原に言われるカエデ。そりゃ、ルックスはいいわアクションは出来るわ、30メートルの崖から笑顔で飛びおりるわ。売れないほうがおかしいぜと前原。中学の遺産に頼っているだけでと言うカエデを岡島はローアングルから撮っていたw

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お墓とかはなくていいとみんなが言った。だって、いなくなった気がしないから。

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この校舎がきっとふたりがいるところ。いつでもみんなが帰って来るところ。
(雪村先生のインナー、自爆霊?www)

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保存だけじゃなくて有効活用も、みんなが就活で忙しくなる前に考えなきゃなと磯貝。

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岡野は体育大でアクロバットのパフォーマンスチームを作り裏山を練習場に利用。昔から小銭稼ぎが上手い倉橋は子供を集めて自然体験ツアーを開いていた。

みんな殺せんせーの教えの通りの大人になった。

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奥田と竹林はアドバイスブックに書かれていた活性化細胞のレシピをヒントにどんな血液型にも輸血できる人工血液、RHヌルヌル型輸血液を研究中。

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杉野は大学野球のエース級。変幻自在の投球はプロのスカウトも見に来るほど。

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寺坂は根性と体力をとある政治家先生に買われていて、大学を出たら私設秘書からスタート予定。

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吉田と村松は実家をつぐようだ。イトナは高卒後すぐに実家の工場へ。経営で困ったら吉田と村松の手を借りると言っている。

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律は完全にネットに足場を固めた。世界中のコンピューターと並列処理をさせてもらって、今では絵を描いたり歌を作ったりも出来るんですよ~なんて最近は一層感情豊かで元E組のみんなの力になってくれている。

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他のみんなも必要に応じて自分を伸ばして着々と進路を決めている。

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国家公務員総合職試験に合格したカルマは経済産業省の前に立っていた。

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たぶん私たちがどんな道を選んでも殺せんせーは笑顔で言うんだろうな。君に合ってるって。

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1年の中であの先生からいろんな命を教わった。

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それらは今でも私たちの中で生きている。

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プライドという名の命、

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分け与える命、
与えられる命、いつか育てたい命。

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(カエデ)
私もみんなもずっと繋いでいけたらいいな。
殺意渦巻く教室での色とりどりの命のやりとりを。
この教室は殺せんせーのおっきな形見。

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私的にはいつかこの教室を使ってくれたらって人がいるんだけど。
渚とはどうなのと聞かれたカエデは、渚は私なんか今は視界に入ってないよ。あの殺し屋はいつだってターゲットだけを見ているからと答えた。

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渚は教育実習で高校の教壇に立っていた。

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あれから7年が経ちすっかり身長も伸び慕われる先生になる。はずだったのに、

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まさか中学から全く身長が伸びないとは。みんなすくすくと伸びたのに。カルマなんて185センチとかふざけてる。おまけに実習先はこの修羅場だ。暗殺教室と力関係は完全に逆だ。

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チャイムが鳴ったから席に着いてと言う渚に、俺らに命令するんじゃない殺すぞと生徒。渚が反応した。
(不良生徒の声、殺せんせーの人?www)

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「殺す」か。誰もが聞いたことのある、ありふれた言葉だけど、僕らにとっては勇気をくれる魔法の言葉。

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殺せるといいね。卒業までに。

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席に着いて、授業を始めます。

暗殺教室 完

【感想】
あらためて最終回の細かい場面の感想を述べるまでもなくw いいお話、いい最終回でした。いや、ありきたりな言葉なんだけど、いいお話でしたって何度感想書いたかな。毎回最終回でもいいような話がずっと続いていた気がする。原作を読んでいてアニメ化されたから迷わず記事に選んだ暗殺教室だったけど、アニメ化されても実写化されても、省略されたりオリジナル部分もあるものの、基本ブレない素晴らしさに原作の良さを再確認しました。

長いつき合いだったから、終わってしまうのは寂しい気もするけど私も暗殺教室を卒業です。最初に書いたのは2013年の5月、コミックの1巻と2巻のあらすじ紹介記事でした。2014年1月はじめには7巻の特典で付いていた修学旅行編をアップして、2015年1月から1期がスタートして全22話。今年1月からの2期はちょうど本館のブログの字数が増えて、のびのび拡大版で書かせてもらって全25話。全部で記事50本でした。

良い作品に巡り合えたことに感謝します。おつき合いいただきありがとうございました。