亜人 #02
何でこんなことになったんだ。僕は悪くないのに
★前のお話は→ 第1話 僕らには関係ない話
カイと逃げる圭。何でこんなことになったんだ。もし捕まったらきっと本当に不死身かどうか調べられる。あの映像のように何度も何度も殺される。嫌だ、それだけは嫌だ。あの時、痛かったんだ凄く。何でこんなことに。

車とすれ違うたびに警戒する圭に今は大丈夫だとカイが声をかける。距離もだいぶとったし警察もそんなに早く本気で動けないだろう。一般人だってみんながニュース見てるわけじゃない。とりあえず落ち着ける場所の目星はつけてあるから、そこに着いたらいろいろ考えればいいとカイは言った。今朝はゴメンと圭が言うと、いいさ別にとカイ。僕って人間じゃないのかなと言うと、そのへんは興味ねえやとカイは答えた。
自宅前からのニュースで亜人は協力者と共にすでに県外へ脱出している可能性もあり日の出とともに本格的な捜査に入ると伝えていた。1台の車が止まり男女が降りてきた。厚生労働省亜人管理委員会の責任者の戸崎(とざきではなく、とさきw)と秘書? 下村。

進言通りに人員を増やして警視庁や他県警との連携もぬかりがないと埼玉県警の報告を聞き戸崎は(いつもミントタブレットを持ち歩き頻繁に食べている) 配備した人員の装備をたずねる。亜人は経験がないので通常通りと言う埼玉県警に手配しておいたと戸崎は書類を見せた。
亜人の動きを止めるのに最も有効な手段は麻酔銃(非致死性麻酔薬) で当たりさえすれば確実に仕留められると戸崎。2時間ほどで到着するので現場各員に配備してくださいと言った。麻酔薬とか仕留めるとかまるで狩りですねと言われ、まさに狩りです、亜人は希少な生物ですからと戸崎は答えた。

妹の慧理子(えりこ)の病室を警察が訪ねてきた。最後に会ったのは今日の午後で本当に何も知らないと話す慧理子。変わった様子はなかったかと聞かれいつも通りでしたと答えると、何も気づかなかったの? 妹さんでしょうと言われ、何を気づけと言うんですかと慧理子は声を荒げた。死ななきゃわからないのだから気づきようがない。私は兄さんのことなんて何もわからないと慧理子は言った。

セルフのガソリンスタンドで給油。カイはどうして助けてくれるんだと圭。僕といればカイまで危険にさらされるんだぞと言うと、だって友だちだろうとカイは言った。亜人なのにと言うと、それは関係ねえだろうとカイ。亜人って世界に何人いるんだっけと聞かれ、僕も入れて47人かなと圭が言うと、47人もいるのか、たいして珍しくもねえなとカイは言った。ありがとう、カイ、少し気がらくになったかもと圭。
ガソリンスタンドに入って来る車を見て急いで出発するふたり。車には女子高生を拉致った男二人が乗っていた。走り去るバイクの後ろの席の圭を見て携帯でニュースを見ていた車の男のひとりが気づいた。亜人に1億円の賞金がかけられていた。
圭の自宅前でクラスメイトたちは惜しかったなと話していた。あの時に捕まえていれば1億円が手に入ったのに。僕たちだけがいるところで死んでくれたらよかったのにとか、永井君頼みだった物理の宿題は残念などと笑いながら話していた。(ひとりだけ無言の子がいた)
捜査のことで揉めている埼玉県警の人たちを見て警察といっても所轄のレベルではあの程度かと戸崎。亜人保護法を適応してはと下村が言うと上から押さえつけて反発されてはかなわんから余計な口をきくなと言った。

亜人に間違いないと車の男たちは圭とカイを追う。圭がトイレに行きたいと言ったのでバイクを止めて圭が用をたしていると背後からバットで殴られた。圭を捕まえて携帯の画像で顔を確認し、間違いない、マジで1億だぞと喜ぶ男たち。カイが助けに駆けつけるが男が殴りかかる。車の中で縛られていた少女は亜人という会話を聞いていた。

本当に亜人か試してやると圭の首を絞める男。何でこんなことになったんだ。僕は悪くないのに。圭の体から黒い霧のようなものが出ていた。不死身なんだろうと圭の首を絞め続ける男。お前ら全員死んじゃえと呻く圭。黒い霧が人のような形になった。

カイはもうひとりの男に阻まれて圭のところに行けない。圭の動きが止まった。あれ、死なないんだよなと男。カイは足を殴られて倒れ込んだ。この亜人、死んじまったぞと男。圭が目をあけた。違う、僕は、声を出そうとすると不思議な大きな叫び声になって周りの全員が金縛りのように動けなくなった。
下校のときと同じだ。これってこういうことなんだと気づく圭。首を絞めた男を殴りカイに立てるか逃げようと声をかける。カイの金縛りがとけてふたりはバイクに乗り逃げた。
戸崎は亜人の声には注意してくださいと話していた。金縛りにあったように数秒間動けなくなるそうですねと言われ、人体に影響はないが捕獲の際は気をつけねばなりませんと言った。
男たちの体が動くようになった。少女はすでに逃げ出していなかった。車に乗り込み圭たちを追う。
亜人の声のことを聞いた県警の荒木が人の動きを止めるようですが解明はされているのですかとたずねると研究中なので答えられないと戸崎。亜人に関して何か隠してないですよねと言うと、隠していることがないわけではないが、声以外であなた方に影響することはありません。亜人に危険性はない、それは絶対です。そう言うと現場を後にした。
戸崎は下村に、我々は人間ではない。公務中は公人と言う別の生き物なのだ。それを深く認識しておけば無用な感傷は消せる。覚えておくようにと言った。
下村は思った。亜人に危険性はない、永井圭が別種でない限り...



圭はフェンスの上を走る人型の影のようなものを見た。悪い、油断したとカイ。そんなこと、それよりケガはと聞くと後ろから車が近づいてきていた。死なないんだから轢き殺せと車の男。お前らなんて全員死んじゃえばいいと圭は思った。遮断機が下りそうな踏切に突っ込み何とか抜けた。車の前で遮断機が下りた。

電車が近づいて来るが間に合うからぶっちぎれと踏切に進入する車。だが踏切内で急停車した。何やってんだ早く出せと助手席の男。動かないと運転していた男が言い見ると黒い手が頭を押さえていた。黒い人型が手を伸ばす。僕は悪くない。死んじゃえばいい、お前ら全員。電車が車に衝突した。
後方で音がした。今の何だろうと圭が言うとカイは、さあな、でもたぶん振り切れたと言ったカイは考えていた。何であのとき俺だけ動けたんだろう。

亜人の声は人の動きを止める作用があるらしいことははっきりした。まだ何かあるんじゃないか。亜人てのは。
☆次回 「もうダメじゃないかな?」
【感想】
亜人は死なないだけでなく、いろいろあるみたいで、すごい展開になってきましたね。特殊な声は人によって効き方に差があるようで、確か事故の時はクラスメイトは何でもなかったですよね。これから明らかになると思うけど、それにしてもクラスメイトたちは酷いな。あれは友だちじゃない。ひとりだけ無言の子が普通だと思うけどいい人に見える。
酷いのはクラスメイトだけじゃないけどね。亜人とわかれば狩りで捕獲だし人体実験されるし。ミントタブレット中毒のトサキも感じ悪い人だし、お付きの女の下村も怪しい。そんなやつばかりだから、カイのいい人さは際立つ感じ。圭はどう思っていたのか知らないけど、いい友だち、いい男だ。
今回、驚いたのは何といっいも黒い人型みたいなやつですね。亜人はああいうの出せるのか。圭の分身みたいな感じでしょうか。同じ言葉をしゃべっていたし。字幕ではセリフのところに(IBM)と出ていましたね。ネタバレだw 会社名じゃないことはわかるw 亜人に危険性はないって大うそだな。
亜人について、まだよくわからないので、別種もくそもないけどw 次は予告を見たら、もっと凄いことになっているようで、帽子の男も出てくるようですね。もうダメじゃ困るんだけどねw 次も楽しみです。