神ども、殺し合え。
マイナーな神様、夜トは交通事故に遭いそうになったところを壱岐ひよりに助けられるが、それがきっかけで、ひよりは魂が抜けやすい体質になってしまい、夜トに治してくれと頼み行動を共にするようになる。
夜トに拾われて神器となった雪音と共に妖(あやかし)との戦いを繰り広げ絆を深めた3人であったが、最強武神の毘沙門は夜トの命を狙い続けていた。
あだちとか原作、夜トと毘沙門の過去が明らかになる第2期。
☆前のお話は→ 第1話~第9話あらすじまとめ
★第1期はこちら→ ノラガミ1~12話(全話)あらすじ
カピパーランドでの出来事以来ふさぎ込むひより。学校の帰りに雪音が久しぶりと声をかける。声はするがひよりには見えない。宿題の締め切りを延ばしてほしいと雪音。少年が見えた。雪音くん? そうだけどと言われてひよりは思い出した。この香り、雪音くん、夜ト、大事な約束。私、忘れかけてた。ひよりは雪音を抱きしめた。
ノラガミ ARAGOTO
第10話 「 斯(か)く在りし望み 」








夜トは一か月以上音沙汰がないと雪音。小福も帰ってこないと大黒。神議で神器だけ帰されたきりだが、いつもなら小福を毛嫌いするのにどうもおかしい。兆麻も度々集まるのは変だと言っていたと雪音が言った。ひよりは自分のノートを見て前はこんなにみんなのことを書いていたのに途中からなくなっていると気づく。魂が抜けたひよりは夜トを探してくると出かけた。
前にもこんなことがあったのに思い上がっていた。自分は他の人と違うし縁も切ってないから絶対に忘れないと思っていたが例外じゃないんだ。無名の神様は人に忘れられたら消えてしまうと小福が言ったことを思い出した。夜トの名を呼び走り回るひよりだが、どこを探せばいいのかわからない。私、夜トのこと何も知らないとひよりは思った。
イザナミと無数の黄泉醜女に追われる夜トと恵比寿。絶対に捕まらないで、帰れなくなると緋。恵比寿が言の葉で妖を出して食い止めさせるがきりがない。イザナミを母上と呼んだ恵比寿に息子ならなんとかできないのかよと夜トは言った。
イザナミは私を捨てた母というのは古い文献で見つけた所説あるうちのひとつだと恵比寿。事実はどうあれ捨てたとあれば私はいらぬ子だったのだと言う恵比寿が捕まった。斬ろうとするが斬れない。緋が恵比寿の上着を切り神器を醜女に喰わせて逃げた。
逃げられたでしょ感謝してねと緋。意地でも恵比寿を連れて帰れってかと夜ト。そこまでして親父は何がしたいんだと思った。ふたりの神器を失った恵比寿だが大丈夫だから行こうと言った。歴代の恵比寿がこのために死んだ。言の葉だけは持ち帰らなければと言う恵比寿に先代を引き継がなくてもと夜トは言った。
これは私の意志だと恵比寿。ずっと考えていた。この世はとても虚しくていいかげんだから我々神がいる。もし妖を、禍の一部でも言の葉で制御できれば少しはましな世界にしてやれるんじゃないかと。人の世のため、こんなやつ本当にいるんだと夜トは思った。
俺は自分のことばっかだったというのに、あんな強い意志は俺にはない。願われるままに何でもやってきたが、これからは人に認められるような、あいつが喜んでくれるような存在に。夜トは邦弥に恵比寿を連れて逃げろと言った。イザナミは斬れないが凌ぐだけならできる。
図書館で神様のことを調べるひより。恵比寿や毘沙門、たくさんの神様がいるのに夜トのことはどこにも載っていない。ネットを見ても本人のSNSくらいしか見つからない。真喩なら知っているかもとひよりは気づいた。雪音と兆麻、大黒が天神邸をたずねていた。
恵比寿邸に行ってみたが武装した天つ守に脅された。何かがあったのだろう。恵比寿様は神堕ちされていて今回もおそらく持たないと兆麻は言った。これまで天は多すぎる代替わりも黙認していたが今回は干渉している。高天原で何が起こっているのかご助力願いたいと梅雨に言った。
それは公の立場を危うくする天に仇名す気かと梅雨。矢面に立つのは七福神でしょう。もういじめられているかもと兆麻が言うと主を案ずる心は私も同じ、よかろうと梅雨は言った。梅雨が触れると木々がざわめき出した。梅雨は神器ではなくて梅の精で木々と話をしているのだと真喩は雪音に話す。昔、大宰府に流された天神様を追って飛んで行って千年以上も連れ添ってきたそうだ。
術師、面、妖。神々に不和が生じ天は恵比寿様と道司の行方を探している。黄泉比良坂(よもつひらさか・黄泉の入り口)の桃が見た。恵比寿様は黄泉へ向かわれたと梅雨は言った。何でそんなところにと驚く兆麻に追手もいると梅雨。若い男の神と白装束の天冠をつけた女子。それって夜トと野良ですよね、ひよりが駆けつけて言った。








神議で残された七福神たちに恵比寿を術師と断定し討伐のふれが出されたと告げられる。家宅捜索で大量の面を発見、妖も相当数飼われていて神器の過半数は野良でだった。尋問すると神器が恵比寿は黄泉へ向かったと白状した。恵比寿討伐に一口乗らせてもらうと大国主。巨大な蜘蛛に体を変化させた大国主に神器を持たぬ神など無力と天つ守。攻撃しようとしたところに兆麻が囷巴と現れ止めた。毘沙門は恵比寿の元へ向かう。
揖屋にやって来たひよりと雪音。黄泉の入り口までガイドブックによると徒歩20分。普通の観光地になっているなんてビックリだよねとひよりは言った。夜トに会ってちゃんと話を聞きたいとひより。止めたのについて来たひよりにこんなに頑固だとは思わなかったと雪音。絶対危ないことはしないでくれとひよりに言った。ひよりは俺たちの大事な人だから俺が守る。
夜トはイザナミを斬れなくてもできるだけ時間を稼ぐんだと緋に告げる。恵比寿は夜ト神に借りができたから覚えておいてくれよと邦弥に言う。磯の匂いがしてきて巌弥が待つ出口が近いと恵比寿は走るが出口は閉じられていた。イザナミ様のところに戻りましょうと醜女。ここまでかと恵比寿は思った。
小さかった恵比寿は何度も代替わりしていると神器に教えられた。名高い神様だから何度亡くなられても蘇るから安心してくださいねと言われた。ひよりと雪音は黄泉の入り口に着いたが何度やっても開かなかった。捕まった夜トはイザナミに黄泉の食べ物を食べさせられそうになるが醜女に連れられた恵比寿が来て自分がここに残るから夜トを放してくださいと言った。
何でと言う夜トに恵比寿は君を信じて言の葉を託すから必ず巌弥に渡してくれと言った。邦弥も限界のようだから一緒に連れて行ってくれ私は直死ぬが心配せずともまた生まれると言う恵比寿にふざけるなお前が死んだら意味ないんだよと夜トは言った。親父に言われたからじゃなく俺がお前を助けたいんだ。代替わりがきくと言ってもお前自身はどうなんだ、本当にそれが今のお前の意志か。
もう一度会いたいやつはいないのか、心残りはないのかと聞く夜トにオリーブ軒の定食が食べたいと恵比寿。夜トは恵比寿を引いて走り出した。上等だ、その願いこの夜ト神が聞きとどけた。後で5円払えよ。妖を救える術師になるんだろ諦めてんじゃねえ。
出口がないなら黄泉に穴をと夜ト。どうなっても知らんぞと恵比寿は言うと言の葉で妖を出すと風穴を開けろと命じた。風穴を上る夜トと恵比寿。夜トがイザナミに捕まり黄泉に落ちて行った。
☆次回 「黄泉返り」
・恵比寿は人のために術師になろうとしていたのか。代替わりじゃなくて助けてあげたいね。